ガーデンネックレスというのだそうです。
 横浜市で開催されている「第33回全国都市緑化よこはまフェア」のこと。
 市内あちこちで花が飾り立てられています。
  

 まずは山下公園。
 ここへはニューグランド前のしだれ桜見たさにやってきた(04/08)のですが、もう終わっていました。

山下公園入口   

 しかし園内の花のデコレーションには目を見張るものがあり、それらを確認したく一昨日(04/17)再びやってきました。
  

 私が注目したのは若木のサクラコンテナ。
 前回きたときは本来あるはずのない氷川丸のすぐ近くでソメイヨシノが見られたわけですが、他にもいろんな種類の品種の桜が植えられています。(12品種、100本とか)

サクラコンテナ   

 よく目についたのはフクロクジュ(福禄寿)。
 いかにも目出たそうな名前で、形もぽってりとしています。これは遅咲きの八重?

フクロクジュ(福禄寿)   

 フゲンゾウ(普賢象)
 これも八重。名前の由来は雄しべの形を普賢菩薩の乗る象に見立てたというけど、そんなに似てるのか。

フゲンゾウ(普賢象)   

 カンザン(関山)
 八重桜の代表ともいえる品種で、花弁がぽってりして濃いピンクが特徴。桜湯にも用いられます。外国でも人気があるそうです。関内桜通りのメインはこれです。

カンザン(関山)   

 ミクルマガエシ(御車返し)
 花弁が5枚のものと、6~7枚あるものとがひとつの木に混在し、牛車で通過した貴人たちが「今のは八重だった」「いや、一重だ」と口論になり、確認のため引き返したのが品種名の由来とか。高貴な花ですね。

ミクルマガエシ(御車返し)   

 桜に関しては山崎公園(富士見市)と跡見女子大(新座市)で多種類の桜を見てきたけど、フクロクジュやフゲンゾウがここで見られるとは思わなかった。

 もちろん一面のチューリップも見事でした。

一面のチューリップ 

 それらを維持するには大勢の人の手がかかります。
 ご苦労様です。

手入れする係の人たち   

 見飽きてもなを求めたき桜かな
  

 ※桜の説明は跡見女子大「構内サクラガイド」を参考にしました。

 横浜の桜のことばかり取り上げているうちに、地元(南埼玉)の桜は終わってしまいました。
 地元の桜もいくつか撮りましたが、大半は没にすることにして、気に入ったものだけUPします。
 びん沼川船渡橋付近。
 びん沼川は、元は荒川の流路だったのを、明治43年(1910)の大水害を機に治水工事が行われ、現在は荒川の水量調整の働きをする川になっています。
船渡橋から見たびん沼川   

 こちらから大宮へ行くとき(埼玉県道56号=さいたまふじみ野所沢線)、びん沼川を渡るのが船渡橋。
土手の櫻   

 ここに「船戸の渡し」という官営の渡船場があったことから船渡橋と名づけられました。
 あんまり脚光を浴びないけど、隠れた桜の名所です。
川沿いの桜並木  
 砂川堀雨水幹線・花影橋
 これは大井弁天の森の砂川堀の下流。
 ふだんは冴えないドブ川ですが、桜の時期だけ人が寄ってくる。
砂川堀雨水幹線   
 といっても大井弁天のような賑やかさはなく、近所のお年寄りが集まってくる程度。
 近くに公園がないし、酒盛りをするところもないからかな。
 花影橋という名前はいいんだけどねえ。
花影橋 
 来し方を語らふ母娘はなの陰
 この花影橋、最寄りの駅は東武東上線のふじみ野駅。
 そのふじみ野駅の東口が「ももいろクロバー」駅になりました。
 これは「ももいろクロバーZ」なるグループのひとりがこの地の出身のため、それにちなんで改名(?)されたらしい。
ももいろクローバー駅(?)  
 といっても一種のジョークで、東口の看板を変えただけ。それも(05/07)まで。
 西口は「ふじみ野駅」のままなんだけどね。
西口はそのまま  
 これに関する締め句はなし。バカバカしくて。
        

 毎年、横浜の桜狩りの最後は大岡川の夜桜になります。
 というのも私のような地方の者にとっては、ここからだと日ノ出町(京浜急行)か桜木町(JR京浜東北線)で帰れるからです。
  

 先ずは大岡川プロムナードをぶらり。
 桜川橋のあたりから遡ります。

大岡川プロムナード①   

 川沿いには雪洞が灯されていて、夜桜を見る風情はじゅうぶん。

大岡川プロムナード②   

 宴会船が川を行き来しているのも情趣深い。

宴会船   

 左手に見えるのは都橋商店街。
 2階は雑多な飲食店が並んでいて、川から見ると殺風景な建物ですが、桜とともに見ると風情ありげに見えるから不思議。

左は都橋商店街   

 大岡川の桜は河口の弁天橋から弘明寺まで約3.5km、延々と続く……とのことですが、実際歩いてみると太田橋より先は桜が途切れるところが多く、歩く割には桜の収穫は乏しい。
 とはいえ弘明寺には観音橋の周辺や弘明寺公園など桜の名所があるので、行くとしたら途中を飛ばして電車(京浜急行)に乗ったほうが得策です。

ライトアップされた桜   

 ということで、大岡川の桜の見どころはせいぜい黄金橋まで。
 屋台もそのあたりで終っているし。

桜越しに見る対岸   

 友と一緒なら屋台で一杯やるのも一興ですが、そうすることもなく日ノ出町から帰りました。
        

 夜桜が史跡めぐりの締めとなり

2017.04.16 汽車道の桜

 汽車道は、桜木町と新港地区とを結ぶ鉄道廃線跡を利用した遊歩道ですが、ここも名だたる桜の名所。
  

 桜木町方面から入ると、左手に迎えてくれるのが真っ白いオオシマザクラ(大島桜)

①桜木町方面より   

 なおも進みます。奥に見えるのはホテルナビオス横浜。
 ソメイヨシノが満開です。雨はほぼ上がっていました。

②さらに進む(向こうに見えるのはホテル・ナビオス横浜)  

 遊歩道の両側は運河、板張りの路面にはレールが残されています。
 レールの脇は所どころ芝生になっていて、酒盛りするグループも見かけられました。

③脇に入ると   

 自撮りする人も。

④自撮りする人も   

 桜木町は当時の横浜駅。港で荷揚げされた荷を全国に運ぶために、新港埠頭(今の赤レンガ倉庫)と結ぶ鉄道が線路は明治44年(1911)につくられました。
 戦後は米軍に接収されましたが、昭和27年(1952)に返還され、貨物鉄道が復活。しかしトラック輸送には勝てず、昭和62年(1987)に廃止。平成9年(1997)プロムナードとして開通しました。
  

 反対方向を見ると、

⑤反対方向を見ると…… 

 ランドタワーが見えます。

⑥ランドマークタワー   

 線路はナビオス横浜の吹き抜けをくぐったところまで続きますが、プロムナードとしてはこのあたりまで。桜が見事です。

⑦レールはまだ続くが  

 満開の桜の道や先は空
  

 色即是空とはこのこと。

 山手通りから元町公園に下りてきました。
 この公園は元町プールの下にあって、そこから公園の全景が見渡せます。

元町公園(全景)  

 左は水の階段のゾーン。右は人工池のゾーンです。
 右の人工池ゾーンに円形花壇が見えるでしょう。そこからこっち(全景写真を撮った地点)を見るとこんな感じ(下の写真)。

人工池のゾーンから見た光景  

 奥の建物は公園の管理事務所です。全景写真を撮った地点とは対角になります。
 

 そこから横を見るとこんな感じ。相変わらず雨が降っています。

横を見ると… 

 水の階段は上(プールの側)から見るとこんな感じ。通りの先は元町です。

水の階段(上からみた景色)  

 下から見るとこんな感じ。正面の建物は公園の管理事務所。

水の階段(下から見た景色)   

 そこから人工池のゾーンを見るとこんな感じ。人工池のゾーンは平面なので、当然ながら段差になっています。

水の階段の下から横を見る 

 これで同公園の形状はおわかりになった(?)と思います。
 わからなくても、公園の風情と桜を味わっていただければよろしいかと。

* 

 山下公園にきました。
 ここは桜の名所ではないけど、東端(正確には東南端)の「せかいのひろば」周辺にソメイヨシノが咲いています。

せかいのひろば周辺  

 それよりも見たかったのはニューグランド前のしだれ桜。しかし……。

ホテルニューグランド前  

 もう終わってました。残念。
 

 氷川丸の近くではソメイヨシノが咲いていました。
 といってもこれは都市緑化横浜フェアで展示されたサクラコンテナ。

サクラコンテナ  

 鉢植えなので当然若木ですが、これを見るとソメイヨシノも若いころは枝が上に伸びていることがわかります。
 それが年をとってくると横に伸びるようになり、さらに年とるとダラ~ンと垂れ下がる……。
 (向日性で下がる場合もあるけど)
  

 ふーむ。桜はいろんなことを考えさせてくれるわい。
  

 航海を終へしマストに桜雨
  

 あくまでも氷川丸のことですよ。