昨日(10/13)は新座まで足を伸ばし、野火止用水跡の緑地帯を見てきました。
 野火止用水(のびどめようすい)とは 、立川市(東京都)の玉川上水か新座市を通り、新河岸川(志木市)に続く用水路のこと。全長約25km。
野火止緑地 
 かつてこの地は関東ローム層の乾燥した武蔵野台地が広がり、生活用水に難渋していましたが、江戸幕府によって上水工事が行われたため、農地開発が進みました。

 上水開発にあたったのが老中でもあった川越藩の松平信綱(伊豆守)。
 そのため近郊の人々はこの用水を「伊豆殿堀」と呼ぶようになりました。実際に「伊豆殿橋」という橋もあります。
伊豆殿橋 
 老中松平信綱は島原の乱を鎮圧し、お庭番(裏柳生の忍者)を使って反幕府勢力の情報収集し、弱らせるための権謀術数を用いたので別名「知恵伊豆」と呼ばれた人物。あまりいいイメージはなかったのですが、領民には善政を施したため地元では今なお敬愛されています。
カラスの捕獲檻 
 野火止用水は水道の普及によってその役割を失い、また水質汚染も激しくなり、暗渠化が進みましたが、埼玉県と新座市は「野火止用水を滅ぼしてはならない」と用水路の浚渫や氾濫防止のための流末処理対策を実施し、1984年水流が復活しました。
 そしてその周辺は緑地帯になっています。
現在の野火止用水 
 現在の野火止用水は新座市をほぼ縦断するように流れていますが、この日私が行ったのは平林寺裏の野火止緑地。
 その脇に幅1mほど、水位の浅い川がチョロチョロと流れています。これが今の野火止用水。

 「いやあ疲れた。清瀬から歩くとけっこうありますなあ」
 「ほんとね。しかも所どころ暗渠になっているから、辿るのに苦労したわよ」
 とは道中知り合った年配者三人組。
 清瀬からというと7~8km? すごい健脚だなあ。
緑地公園にて 
 彼らはここから新座駅まで歩いてJR武蔵野線で帰るらしい。
 この日は晴天で日差しが強かったけど、ときおり秋の風が吹いていました。
 格好のハイキング日和だったのでしょう。

 私も頑張らねば。次の遠出はどこにするかな。
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