歓談会で半世紀ぶりに会ったY君。「ようきてくれた」と声をかけたら、
 「感謝されるほどのことはない。オレがいちばん近くに住んでんのや」
 (会場とは同じ町内です)

 この男は中学時代はワルだったのですが、今はボーッとして物静かなジジイ。
 「○○(私)君? そんなヤツおったかな」
 半分ボケとる。
 いろいろ関連した人物やエピソードなどを挙げると、「そうや、そんなこともあったな」
 ワルにはワルなりの一家言があるのかと思ったらなにも出てこず、拍子抜けしました。

 そのあと、中学校の同窓会では顔を見せず、初お目見えの人物があいさつしました。
 皮切りは兵庫県の農夫。彼は長々と自分のルーツを説明。
 「長いぞ」と同時に「えらいおとなしなったやないか」とのヤジが。
 おとなしくなったとは、当時の彼は傍若無人で態度が大きくブイブイいわせてたから。

 歓談会の終わり近くになって、進行係が「今日は本当に楽しい同窓会でした。これが我われ初めての同窓会です。次回もやりたいひとはご起立ください」というと、ほぼ全員が起立。
 (これはその場の空気でそうなります)

 歓談会(一次会)を終えて、みんなで三々五々、二次会会場へ。
 こちらは会場の後始末と支払いがあるので、取手の友と残りました。
 「早う行こ、みんなが待っとるで」
 「その前に荷物を整理したい。この服(黒の上下)も着替えたいし」
 駐車場に止めてあった彼の車に荷物を運び、手早く着替えて二次会会場である百万遍の喫茶店へ。
二次会 
 二次会の会場では、長いテーブルふたつにそれぞれ10人ずつ席に着き、雑談してました。
 「遅いで」
 「悪い、悪い」

 喫煙席(?)の側には兵庫の農夫と武蔵野の元女子高教師、大阪の筋肉男、京都の自転車男を中心に雑談してました。
 「いやあ、面白いなあ。中学では会えなかったひとがきてるし」
 「おタクは女子高の先生やってはったんですか。ええ仕事ですねえ」
 「わははは、こいつやからやっていけるんで、お前のようなヤツはあかんで。すぐ手ェ出すから」
 「そういうキミはなんや」
 「オレなんか、もろ宝の山に入った気分や。わははは」

 兵庫県の農夫と武蔵野の元女子高教師は私とは交流があったものの、みんなからは消息のつかめなかった人物。
 4年前の中学の同窓会で小学校の学級委員と再会したとき、「同窓会をやったら、このふたりを連れてくる」といったことがあります。
 しかしその後学級委員が放り出したため、関東の当方がやらざるを得なくなり、今日に至りました。「同窓会にふたりを連れてくる」という当初の目的はこれで達せられたことになります。
       
 別の席では、足を怪我したので欠席したいといっていた山科の喫茶店マダム、取手の友の申し出を断り、タクシーで会場に駆けつけ、さらに二次会まで歩いてきました。
 そのマダムは三重県のパティシェ学校の学長先生からケーキの焼き方を教えてもらって、懸命にノートをとってました。無理して出席した甲斐(?)があったというもの。

 私はボーッと彼らの雑談を聞いているだけ。
 こちらとしてはやるだけのことはやった。あとはみんなが楽しんでくれればそれでいい、そんな心境でした。
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