次に連れて行ってもらったのは、宇治市にある源氏物語ミュージアム。
 宇治はもともと源氏物語とは縁のある土地。

 同ミュージアムは建物全体が総ガラス張り。
 古典文学の館としては意外でした。
源氏物語ミュージアム
 「源氏物語。高校のとき習ったけど、もう忘れたなあ」
 「あれは習ったというても、ほんのさわりや。詳しいことは教わらんかった」
 「まあ、プレーボーイの話やからな」
 「オレな。こんなんが日本の古典文学やと思うと、恥ずかしかった時期があったで」
 「まあ中国なんかは国破れて山河在り、政治闘争がテーマやからな。日本は色恋沙汰や」

 ここには幻の写本とよばれる「大沢本」など「源氏物語」に関する資料が収集・保管されているそうです。といっても、「大沢本」がいかなるものなのか、さっぱりわからない。

 資料よりも当時の平安貴族の生活展示のほうが面白い。
 女性ふたりが碁を打っているところを男(光源氏?)がのぞき見しています。
 こらッ、のぞき見は軽犯罪だぞ。
のぞき見する男 
 「ほほう、碁石の並べ方もでたらめではないな。有段者が並べとる」
 友人は碁をやるので、関心の持ち方が違います。

 牛車の展示もあります。
 牛車というのは当時の貴族でもぜいたく品。今でいえばロールスロイスかベンツのリムジン?
牛車 
 牛車の店員は4人。ひとりで乗るときは前方左側に右を向いて座るとのこと。
 意外でした。正面向くのではないのです。
 ちなみにここの牛車は簾が半分上がっていて、なかに女御らしき人が座っているけど、前を向いてるぞ。違うじゃないか。(ご愛敬)
牛車のなかの女御 
 このあと映像タイムがあり、「宇治十帖・橋姫」を見せていただきました。
 うーん。なかなかよかった。女人の気持ちが少しはわかったかな。

 「こうしてみると源氏物語も奥が深いのやな。単なるプレーボーイのエロ絵巻ではないのや」
 「キミはエロ絵巻のほうだけ真似したんやろ」
 「いや、女心も少しは学んだぞ」
 「ほんまかいな」
 「ほんまやで」
ガラス張りの廊下 
 ええ年したおっちゃんでも熱く語れる(?)ミュージアム。
 源氏物語、改めて読んでみようかな。
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