2015.09.17 伏見稲荷大社
 9月6日(日)朝7時40分。伏見稲荷大社の境内にいます。
 ここは全国約3万社の稲荷神社の総本社。
 初詣では近畿一の参拝者で賑わいますが、最近は外国人観光客から高い人気があり、二年連続一位(日本国内)とか。その幟旗が境内のあちこちに立っています。
鳥居越の楼門 
 私にとって伏見稲荷は念願の場所。
 京都にいた時代は一度もきたことがなかった。
 それだけに心残りで、最近は京都に行ったときはぜひ寄ってみたいと思っていました。
本殿 
 この日は伏見の友人と11時に合うので、その前に寄りました。
 宿の人からは、
 「遅くなると外国人観光客で混むから朝早く行くのが賢明」
 「山登りは疲れるから、四ツ辻あたりで降りたほうが……」
 といわれていました。

 本殿から祈祷受付所を通ると千本鳥居。
 伏見稲荷の名所ともいうべきところで、鳥居がびっしり。
 まさに鳥居のトンネル。陽がささず、薄暗い。
千本鳥居 
 そこを過ぎると奥社奉拝所で、その奥に「おもかる石」があります。
 説明書きによると、この石は願いを念じて持ち上げたとき、重さが予想していたより軽ければ願いが叶い、重ければその願いは叶わないとのこと。
おもかる石 
 「そんなことをいうのだから、よほど重いのだろうな」
 ある程度重さを想像して持ち上げたところ、うッ、重い。予想以上?
 うーん、これでは願いは叶わんか。
 (いいわけをさせてもらえば、二年前の骨折で腕の力はかなり落ちている)
 まあ年寄りの願いは叶わないということだな。だったら力持ちだけ心願成就してろ。
 そんな捨てゼリフを吐いて先に進みました。

 鳥居の石段は急な上り坂。なんだこれは。
 やっと山頂らしき(?)ところに着きました。ここから京都市内(伏見区)が見えます。
 しかし境内図を見るとここが「四ツ辻」で、まだ先がある。
四ツ辻から見る京都市内 
 上ってやろうじゃないか。
 内心、神社の山だ、大したことはあるまい、と思ってました。
 お年寄りも上っていることだし。

 ところが上っても上っても、まだ上りの石段。しかも両側はずっと鳥居。
 どこまで上らせるのだ。
 最初こそ鳥居のトンネルにワクワクしたけど、もううんざり。
 鳥居のトンネルは竹中稲荷(吉田山)でじゅうぶんです。
上りの鳥居 
 一方では山の慣習も芽生えてきて、すれ違う人には「おはようございます」
 これに対して大てい「おはようございます」と答えてくれるのですが、なかに無言のグループも。どうやら中国の方らしい。
 外国人でも欧米系の人は「コンニチワ」とか「Good Morning」と答えてくれます。
 別に中国の方を非難しているのではありません。彼らにはそんな習慣はないのかも。

 孫を連れたお婆さん(?)を追い抜くとき、「お先に~」と声をかけたら、「頑張ってね」
 逆に励まされました。
 「お先に、といったけど、この先で追いつかれるかもしれませんよ」
 といったら、思いっきり笑われました。
一の峰(山頂) 
 三ノ峰、間ノ峰から二ノ峰を経て、ようやく一ノ峰(上社神蹟)へ。山頂です(標高233m)
 ここでお祈りをしている家族を見ました。お婆さんから小さい女の子まで。その一心不乱にお祈りしている姿に、改めて伏見稲荷の信仰の奥深さを感じました。
 「こっちにしてみれば観光→山登りだけど、この人たちにとってみればこれが信仰」
参詣する家族 

 ここからは下り。これがまたキツイ。膝がガクガクする。
 二年前足首を骨折してからは、下りのほうが(古傷が)痛むのです。
下りの鳥居 
 上るときは途中の社や塚を丁寧に参拝し、写真も撮ったけど、下りは疲れて雑に流し気味。
 (それでも四聖人は撮ったけど)
四聖人 四聖人のもうひとり
 楼門のところに降りてきたのは10時近く。
 雨にも関わらず多くの観光客(外国人?)が集まってきました。
 結局2時間30分かかって稲荷山を一周したことに。ちょっとした山登りです。
人が増えてきた(楼門前) 
 こんなにキツイとは思わなかった。けれどももうくることはないだろうな。
 そんなことを思いながら伏見稲荷をあとにしました。
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