相変わらず後を絶たないのがお年寄りの詐欺被害。
 先日もTVのニュースで、訪問販売にきたセールスマンに投資話を持ちかけられ、1千万円以上だまし取られた老婦人の話を報じていました。
   
 むろんだましたヤツは悪い。(厳罰に処せられるべき)
 それは当たり前のこととして、この老婦人に落ち度(誤り?)はなかったのか。
 投資話を持ちかけられたとき、この老婦人は明確に理解できる経験や判断力を持っていたのか。
 おそらくないでしょう。(ないからこそだまされたのですが)
 ないのなら最初から、「やりません。興味もありません」とはっきり断れ。
   
 断らなかったというのは、多少なりとも儲け話に心を動かされたはず。
 勧誘者はそこにつけ込んで、「絶対損はさせません。必ず儲かります」とたたみ込んでくる。
  
 この「心を動かされる」というのが、そもそもの間違い。
 この老婦人はこれまでどんな金の稼ぎ方をしてきたのか。
 おそらく労働(正社員、パート問わず)でしょう。あるいは夫の給料をやりくりしてきたか。
 投資で金を儲けるというのは、この人にとっては未知の分野だったはず。
 自分でやったこともなく、判断もできないことに、「絶対儲かります」のひとことに惑わされるとは、浅ましい心のなせる業。
  
 本当に「絶対に損はしない。必ず儲る」というものだったら、自分や身内で実行してこっそり儲けているはず。そんな美味い話、誰が人に教えるものか。
  
 私は以前詐欺商売を経験した人間から話を聞いたことがあります。
 「勧誘するのは『儲けたい』と思っている人間。無欲な人間をいくら勧誘しても無駄」
  
 年取ったら無欲がいちばん。1千万円以上もの蓄えがあるのならそれでいいじゃないか。
 それ以上増やしたければ、節約して貯金するしかない。変な色気を出すと、ろくなことにはなりません。

 *

 先日、大阪で少年少女が無残に殺されるという事件が起こりました。
 死体の傷跡からして相当残忍な犯人像が浮かび上がります。(容疑者は逮捕されました)
  
 これに関しても犯人の厳罰は当然ですが、被害者の少年少女に落ち度はなかったのか。
 彼らはともに中学一年(12~13歳)。
 この年齢だとふつうは夜中から明け方の時間帯はぐっすり眠っているはず。(身体も睡眠を要求しているし)
 それなのに、シャッターの降りた商店街をうろうろしている。なにをやっているのだ。
  
 こんなことは大人でもやらない。健康によくないし、なにより危険だ。
 かくいう当方は終電車に乗り遅れ、金もなく、駅や公園のベンチで夜を明かしたことはあるけど、それでも体力を消耗しないように気をつけた。
  
 思うにこのふたり、今回が初めてではなく、何度か夜の「徘徊」をしてるのではないか。
 そんなことをさせている親も親。なぜ子どもに注意しない。
 一緒に暮らしていて、「わからなかった」では通用しない。親としての愛情を疑います。
  
 彼らの友だちは口々に「やさしい子だった」とか「いいヤツだった」といいます。
 たしかにふたりとも可愛い顔をしている。いわゆる「不良」ではなかったのかもしれない。
 だとしてもこの行為はけっしてほめられたものではない。
     
 詐欺に遭った老婦人と殺害された少年少女。気の毒だとは思うけど、同情する気にはなれません。自分自身の真っ当な思考(生活態度)で防げるのにと思うから。

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://aitokodoku2.blog.fc2.com/tb.php/935-7e64f77d