2015.08.14 半沢直樹
 2年前の今ごろ(07/07~09/22)放映され、高聴視率を挙げたTVドラマです。
 なにかと話題になっていたので、「倍返しだ!」は知っていましたが、ドラマ自体は観たことはありません。
半沢直樹① 
 今回友人のDVDを借りて集中的に観ました。
 面白い。次どうなるのか……ハラハラドキドキ。しかもこれまで知らなかった銀行の業務、金融庁の査察などわかりやすく描かれて、金融界のことが少し理解できるようになります。
 東京中央銀行大阪西支店の融資課課長・半沢直樹(堺雅人)は、上司(支店長)から無担保・5億円融資の焦げ付きの責任を負わされ、融資先・西大坂スチールの社長・東田の消息を追跡しますが、愛人の妨害で取り逃がします。
半沢直樹②  
 また国税局も東田の隠し財産を押さえようと躍起になり、さらに支店長が裏で東田とグルになっていて、ことごとく半沢を妨害します。
 しかし同期の仲間や東田の愛人の協力もあって、国外に移した東田の隠し財産を押さえて5億円を回収し、支店長の不正を追及して、この問題を解決します。
半沢直樹③ 
 この件で半沢直樹は東京中央銀行本部・営業第二部次長に栄転し、頭取(北大路欣也)の命を受け伊勢島ホテル問題に取り組みます。
 同ホテルは株の運用失敗により120億円もの損失を出したことが判明。すでに融資した200億円を回収できなければ、1000億円以上もの引当金を保証金として金融庁収めなければならず、頭取は窮地に立たされます。次期頭取を狙う常務取締役・大和田の思うツボ。
半沢直樹④ 
 大和田は伊勢島ホテルの女性専務・羽根とつるみ、湯浅社長の追放を画策。
 しかも電気会社の経理に出向された同期の仲間が会社の迂回融資を発見。迂回先は東京中央銀行本部の常務取締役の大和田(香川照之)でした。
 この大和田こそ、半沢直樹の父親の工場の融資を引き上げ、自殺に追い込んだ張本人。
半沢直樹⑤ 
 ここでも金融庁に妨害され、また大和田の手下の妨害、仲間の裏切りにも遭いますが、伊勢島ホテルを海外の大手ホテルチェーンと合併させることで乗り切り、さらに頭取のいる役員会の席で大和田の不正を暴き、屈服させます。
 観ている間は「ハラハラ、ドキドキ」ですが、観終わってみると突っ込みどころ満載です。
 銀行の上層部がケチな会社とつるんで不正融資などするだろうか……などなど。
半沢直樹⑥ 
 むろんフィクションだからなにをやっても自由ですが、説得力がないとね。
半沢直樹⑦ 
 それに私から見ると不必要な場面も多い。
 とくに最後のほうで大和田を土下座させるシーン。政治家も含めて、私は土下座がきらい。
 このためにせっかくのドラマがぶち壊しになったと思います。
半沢直樹⑧ 
 ただし最後の頭取による半沢直樹への出向辞令には「なるほど」と思いました。
 これでもし半沢直樹が栄転して、より上のポストにつくなら、陳腐なドラマになります。
半沢直樹⑨
 頭取は「能力はあっても過激な人間は銀行には不要」と考えたか、それとも「期待するからこそ外の世界も見てきなさい」という親心からか。
 どちらでも解釈できることによって含みを残しています。
半沢直樹⑩ 
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