昨日(07/21)は暑かった。
 こういうときはできるだけ「徘徊」は避けているのですが、食料の買出しに出かけたついでに、みずほ台まで足を伸ばしました。
公園入口 
 東武東上線みずほ台駅近くの栗谷津公園。
 この公園はすり鉢状になっていて、底部は池になっています。それもきれいな湧き水で、枯れることなくこんこんと湧き出ているとか。
 地元の人はこれを「不動様の流れ」と呼び、飲み水や農業用水に利用しました。
形はすり鉢状 
 この流れは大切にされ、荒らされないように次のような伝説が生まれたとか。
 「あるとき、ひとりの若者がこの小川からドジョウをたくさん捕らえ、鍋で煮たところ、ドジョウではなく、血が煮えたぎっていた。その後、この小川からドジョウを獲る者はいなかった」(解説板)
倶利伽羅不動明王の碑 
 池の湧き水のところに倶利伽羅不動明王の石碑(高さは約1.7m)が立っています。
 嘉永元年(1848)に水子・針ケ谷地区の山岳信仰者によって建てられたそうです。
 龍が剣に絡み、剣先から呑み込もうとしています。
 これは倶利伽羅剣といって、不動明王の立像が右手に持つ剣。不動明王の象徴です。
倶利伽羅不動明王の碑・アップ 
 倶利伽羅不動明王(尊)は水と縁のある仏様で、あらゆる災厄を断ち切り、人々を守護して幸運をもたらすとして、古くから篤い信仰を集めてきました。
 余談ですが、刺青のことを「倶利伽羅紋紋」(くりからもんもん)というのは、龍の絵に由来します。
すり鉢状の底部の池 
 ちなみに栗谷津公園の「栗」とは「倶利」からきているのではないか。
 「谷津」とは谷底の湿地帯のこと。この地名は千葉や横浜にもあります。
 元は「倶利伽羅谷津」と呼んでいたのではないか。それが倶利谷津→栗谷津になった。(栗は当て字)
 富士見市の説明によると、同公園は昭和61年、針ケ谷特定土地区画整理事業により開園したそうです。
四阿から見る池 
 緑が多く、澄んだ池があって、格好の避暑地。
 しかし人っ子ひとりいない。その理由は……。
 ここへくるまでカンカン照りのアスファルトの道を歩かねばならないから。
 こんなところで涼んでいるのは、当方のような酔狂者だけか。
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