212号を北に歩くと開国橋にさしかかります。
 ここは平作(ひらさく)川の河口で、ここを渡る橋です。
 橋名の由来は場所的にペリー上陸の地に近いところからですが、開通したのは昭和4年(1929)というからペリーが上陸してから76年も後のこと。
 現在の橋は昭和52年(1977)に掛けかえられたものです。
開国橋 
 このあたりは漁港というか、船宿が多いため、橋のたもとには漁具が無造作に転がっています。
 いかにも漁港の風景。
開国橋付近 開国橋より見る平作川
 神奈川県道212号はこの開国橋を渡るのかと思えば、さにあらず、左折して平作川沿いに上流に向かいます。しかし211号ともいわれ、その区別ははっきりしません。
県道212号線(右は平作川) 
 平作川は三浦半島最長の河川(といっても約8km)。三浦半島最高峰の大楠山東を源とし、横須賀市南東部へと流れ、住宅地や工業地の間流れて、久里浜で浦賀水道に注ぎます。
平作川 
 そこで平作川沿いの道(県道212号)を上流に向かいました。
 雰囲気が横浜の掘割川に似ています。

 「おや?」
 前方に錆びた鉄製の橋。欄干といえるのかどうか、ただの手すり。味も素っ気もない。
 橋名の表示を見ると「御稜威橋」。ごりょういばし?
錆びた鉄製の橋 
 橋の向こうは陸上自衛隊久里浜駐屯地の正面入り口です。
 京急のパンフレットによれば、「見学スポット」。そこで正門の門衛の方に聞いてみたところ、「少々お待ちください」
係りの人がきて、「見学はできるのですが、事前に申し込まれた方でないと」とのこと。
 やっぱりなあ。
 丁重に断られましたが、門衛の方も係りの方もまだ若く、とても感じのいい青年でした。
 これで日本の国防は安心だ。
橋の向こうは陸上自衛隊久里浜駐屯地 
 ちなみにこの橋名は「みいつばし」と読み、「天皇のご威光」という意味らしい。
 恐れ入りました。もっともこの前身は旧海軍通信学校(昭和14年開校)だから、今の天皇には関係ないんだけど。
陸上自衛隊久里浜駐屯地 
 さらに歩くと今度は夫婦橋。    
 昔はこのあたりが平作川の河口で、中央に中洲があり、ふたつの橋が仲よく架かっていたところから「夫婦橋」と名づけられたそうです。
 今は中州はなくなり、橋は一本化されて夫婦橋の面影はありませんが、それを象徴するように橋のたもとには二本の松が植えられています。
夫婦橋① 夫婦橋② 夫婦橋のシンボル? 
 橋のたもとにある記念碑は、新田開発完成のよろこびと神仏への感謝を表したもので市指定史跡になっているそうです。
 このあたりも船宿がいっぱい。
 多くの釣り船が停泊していて、漁港の風景を醸し出しています。
夫婦橋より見る平作川 夫婦橋交差点 
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