昨日(05/22)は珍しく環水平アークが見られました。
 これは大気中の氷粒に太陽光が屈折し、水平な虹が見える光学現象です。原理は虹と同じで、夏至の前後に見られるそうです。(Wikipedia)
 これを見たのが東京都小金井市。
環水平アーク 
 ということで小金井(前原坂上)の地面に目をやると、ちょっと面白い景色が。
 右は小金井街道、そして左は急な下り坂。妙貫坂(みょうかんざか)といいます。
妙貫坂(右は小金井街道)  
 妙貫坂のいわれは、
 「前原坂上交差点は、その昔「六道の辻」といって、六本の道が交差していた。そのうちの一本がこの道で、畑や水田の耕作のための農道であった。急な坂の東側には墓地があり、その南側、現在のカシ並木があるあたりに、明治中ごろから大正の初めごろまで『妙観(貫)』といわれる僧が『庵』を造り住んでいたので、妙貫坂とよばれるようになった」(標識の説明書き)
妙貫坂・下り 妙貫坂・上り
 この妙貫坂はかなり急な坂です。
 その理由はこの地が崖状になっているからです。
 ここは国分寺崖線の一部で、これを「はけ」といいます。
 これは古代多摩川の浸食によってできたもので、国分寺の「殿ヶ谷戸庭園」でも見られます。
殿ヶ谷戸庭園  
 「それって大岡昇平の『武蔵野夫人』に出てくる『はけ』のこと?」
 とご指摘のご仁、よくそんな古い小説読んでましたね。
小金井街道 
 さて妙貫坂を下りずに、小金井街道から東に入る道を進むと下り坂(金蔵院坂)になり、下りたところが金蔵院。ここは永禄年間(1558~1570)に阿闍梨尭存の中興と伝わる真言宗の寺。
金蔵院坂 金蔵院
 そこを東に進むと「はけの道」
 うーん、昔は風情があったのかもしれないけど、最近はふつうの人家が建て込んで、よくわからない。

 それでも湧き水があって、その水路沿いに「はけの小路」があるのがそれらしい風情。
 はけの小路
 なお東に進むと急に南側が開け、武蔵野公園が眼前に広がりました。
 これも「はけの道」の風情、かな。
武蔵野公園 
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