2015.05.12 横浜三塔+α
 先月、象の鼻パークを散策していて、改めて横浜税関の塔の美しさに感じ入りました。
 この塔は頭の部分がイスラム寺院風のドームになっていて、なんともいえない風情を醸し出しています。高さ…約51m 。(1934年竣工)
 横浜の人はこれを「クイーンの塔」と呼ぶそうです。(本当かな?)
クイーン(横浜税関) 
 「キングの塔」と呼ばれる神奈川県庁は日本大通りにあります。
 昭和初期に流行した帝冠様式(洋式建築に和風の屋根をかけたデザイン)建築の屋上に五重塔をイメージした塔がそびえ立っています。高さ…約49m。 (1928年竣工)
キング(神奈川県庁) 
 「ジャックの塔」と呼ばれる横浜市開港記念会館はそれより内陸の本町通りにあります。
 レンガ造りで東南隅に時計塔、西南隅に八角ドーム、西北隅に角ドームを配しています。高さ…約36m。(1917年竣工)
ジャック(開港記念館) 
 キング、クイーン、ジャックで、これを「横浜三塔」と呼んでいます。
 この愛称は、昭和初期に外国船員がトランプのカードに見立てたことが由来とか。

 私の見たところでは「キング」の神奈川県庁が高さの割にはみすぼらしい。
 これは建物の屋上に建てられているからか。(塔は地面から建ってくれ)
 聞くところによると、この塔の部分、傷みが激しくてしばしば大幅な改修工事を余儀なくさせられるとのこと。そのために市の文化遺産にはならないのだそうです。
県庁屋上に聳える(?)キングの塔 
 しかしこの神奈川県庁には屋上に行けるメリットがあります。
 ここから見る象の鼻パークと大桟橋、赤レンガ倉庫、開港広場の景色がなんとも新鮮。
県庁屋上から見た象の鼻パークと大桟橋 県庁屋上から見た開港広場
 他の塔では「ジャック」の横浜市開港記念会館ではボランティアのガイドさんが館内と横浜の歴史を丁寧に解説してくれるし、「クイーン」の横浜税関では展示物(密輸品や密輸の手口まで)が充実しています。
 こうなると甲乙つけがたい。
県庁屋上から見た赤レンガ倉庫 
 キング、クイーン、ジャックとそろったら、エースはないのか、って?
 ありますよ。
 それが馬車道にある「神奈川県立歴史博物館」。もとは横浜正金銀行の建物。(1904年竣工)
 これも屋根のドームが荘厳でなかなかの風情です。(国の重要文化財)
エース(神奈川県立歴史博物館) 
 これらを一日で回ると、いいことがあるとか。
 私は一館だけでもご利益があります。
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