2015.03.29 春の駄句
 春の句として、卒業式は外せない。そこで、
 ①卒業式明日から晴れて陋巷へ
 ②卒業式わが六道のとば口


 六道とは地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上のこと。とくに「地獄・餓鬼・畜生・修羅」の悪い道ばかり強調されるので、ロクな印象はないのですが、「清濁併せ呑む」ということで。

 ③議論尽き灰皿埋もる春の宵
 ④酔えば愚痴吐いて倒れし花の宴


 二句とも学生時代の思い出。
 ④は学生寮でのこと。飲むと愚痴をいうヤツがいました。中庭でぶっ倒れているのを助け起こしたら、ゲロをかけられました。「恩を仇で返す」とはこのこと。

 遍路は春の季語なので、これも使いたい。
 
 ⑤我が遍路酒色に溺れて徘徊に

 いくら「清濁併せ呑む」といっても、「濁濁」併せ呑んではいけない。自分のこと? いえ、友人のことです。

 ⑥徘徊も無我に至りて遍路なる

 「無我」の境地ではなく、認知症になったとの説もありますが。

 「風光る」という季語でなにかつくれないか。そう思って「季語別俳句」を見ていたら、
 「二人乗り自転車の父子風光る」という例句がありました。

 どうせなら自転車よりも一輪車のほうが面白いのではないかと、
 ⑦乗れたよと一輪車の子風光る

 しかし「乗れたよと」は稚拙。そこで上五に「転んでも」「起き上がる」「颯爽と」を入れてみたけど、どうもしっくりこない。結局一輪車の句はこれ以上進展はなく、消化不良になりました。

 バカな議員がいました。なにをトチ狂ったか、企業のモラルを説くのに、「八紘一宇の理念のもとに、世界がひとつの家族のように睦み合えるように……」とぶち上げました。
 この「八紘一宇」こそ日本の侵略を正当化するために使われたことば。
 そんなことも知らずに(知っていたら、なおのこと性質が悪い)滔々と述べられては、この人の歴史認識、教養そのものを疑います。アメリカを初め世界中の笑いもの。
 こんな人が政権党の議員とは、日本の恥さらし。ということで、

 ⑧馬鹿議員八紘一宇花冷える

 以上の句はバカ議員とともにごみ箱行きです。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://aitokodoku2.blog.fc2.com/tb.php/791-f5d4c058