2015.02.23 二月の俳句会
 先日二月の俳句会がありました。
 私の出句と、それに対する票数。
 ①離別せむ文の数々庭焚火(兼題・離)……(2)←宗匠の並選
 ②凍滝たまの雫に耳澄ます……(0)
 ③雪掻くな韓流ドラマで見た景色……(0)
 ④甲斐もなく竹輪麩残るおでん鍋……(1)◎←宗匠の特選
 (出席8名、出句32句、数字は票数)

 ①は中七と下五を詩的に表現しましょう。「庭」は場所を限定するだけで要りません。
 ということで修正句は、「離別せむ焚火に燃やす文の数」
 うーむ、そのほうがいいのか。

 ②「たま」が「たまたま」ととられてしまいます。こんなときは漢字にしてください。普通の玉としないで宗教的な意味も含めて「魂」としましょう。
 ということで修正句は、「凍(いて)滝の魂の雫に耳澄ます」

 私としては(長時間かかって)たまに落ちてくるという意味と玉をかけているので、わざとひらがなにした。この句がいいとは思わないけど、宗匠がそこを読めないとは……。

 ③当句会のなかで韓流ドラマを観たといったのはひとりだけ。他は見てないとのことでこの句にはまったく無関心。なかに「韓国では雪掻きしないんですか」と質問してきたバカ男も。
 どこの国だって雪掻きはするよ。あくまでもドラマ(冬ソナなど)での美しい風景を髣髴したいという願望を詠んだのに。まったくわかってない。

 宗匠の評は、「韓流ドラマを見ていないとわかりません。私も馬鹿らしくて見ていないのですが……。『韓流』という風俗を句に持ち込んでは……」

 句の出来不出来を批評するのはいい。
 しかし指導者たるものが「馬鹿らしくて見ていない」などとケンカ腰で弟子の趣味(?)を否定するとは大人気ない。人の趣味は様ざまだぞ。
 否定するのなら、見てからするのが指導者というものだろう。これならその辺の「韓流ぎらい」のオヤジと同じレベルじゃないか。
 よほど軽薄なのか、それとも弟子の趣味を(確信を持って)馬鹿にしたいのか。

 ④竹輪麩は粉の固まりみたいで、私も嫌い。先月の「埒もなく」と同じく、「甲斐もなく」がうまい表現です。こういった手垢のついてない言葉によって俄然一句が立ち上がってきます。

 ボロクソのあとは賛辞。
 今回はこれ以外いい句はなかったとのことで、宗匠の特選は私の一句のみ。
 ちなみにこの句を採った人は宗匠の他には皆無。ということは、他の人は見る目がない? 

 
 どう解釈していいものやら。
 褒められても、「趣味」をケンカ腰で否定されたとあっては釈然としません。
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