2014.10.13 十月の句会
 先日、今月の句会が開かれました。
 私の出句は
 ①山歩き剣豪気取る甲斐の秋(兼題・甲)
 ②背を向けし案山子に道を尋ねけり
 ③乗り手なきブランコ釣瓶落しかな
 ④どんぐりを挨拶代わりに差し出す子

 ①20年ほど前、大菩薩峠を登ったときの心境です。
 山登りをしている知人から、「今度大菩薩峠に登るけど、一緒に行く?」と聞かれ、即「行く!」
 山登りにはさほど興味なかったけど、中里介山「大菩薩峠」の愛読者としては外すわけにはいきません。そのために登山靴やリュックなど、登山用具を買い揃えました。
 その大菩薩峠にはお堂があり、今にも机龍之介が現れてきそう。まさに小説通りの場所でした。

 ②これはときどき通る富士見市の田んぼの案山子です。
 所どころにマネキン人形が立っていて、ぱっと見には人間と見まがい、思わず声をかけそうになるほど。そんな心境を詠みました。
案山子 
 ③秋の日は暮れるのが早く、公園に子どもたちがいなくなる。乗り手のないブランコにその気持ちを込めたつもりですが……。

 ④については以前述べた(参照)ので省略します。

 結果は、
 ①……(1)
 ②……(0)
 ③……(1)
 ④……(0)
 (出席9名、出句36句)

 先生の評は、
 ①は、「大菩薩峠ね。気持ちはわかります」

 ②「案山子に道を聞くなんて、わざとらしい句だなあ」
 これに対して私は「本当に人だと思ったんだから」と抗議。(いい句じゃないのは認めるよ)

 ③「これは『乗り手なき』がよくない。ここは『風に揺れる』という表現のほうがいい」
 なるほど、そんなものか。

 ④「わかるんだけど、『差し出す』という表現がよくないね。もうちょっとここを工夫しないと」
 そういわれても、「差し出す」がよくないという理由が今ひとつわからんぞ。
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