昨日(09/28)大相撲秋場所が終わりました。
 今場所は新入幕の逸ノ城が次々と上位力士をやぶり、注目を浴びました。
 人気上昇中の遠藤の影がまったくかすむほど。

 私は以前から白鵬の強さは認めるものの、その勝ち方に不満がありました。
 「投げやはたきで勝たず、よりきりで勝て」というのが私の横綱観です。

 そして白鵬ばかりが優勝していたのでは面白くない。なるべく下位の力士が勝ったほうか刺激的で面白い。その意味では逸ノ城の出現は面白いと思ったのですが……。
白鵬ー逸ノ城 
 11日目(09/24)の対稀勢の里戦、13日目(09/26)の対.鶴竜戦、いずれも立ち合いに変化してのはたきこみで勝ち。20歳の若者がこんなこすっからい相撲を取るんじゃないよ。
 私はすっかり失望し、「なにがなんでも白鵬に勝ってほしい」と思いました。

 そして14日目の結びの一番。
 白鵬は逸ノ城をがっちり受け止め右四つ。しかしあまり時間をかけると逸ノ城がグイグイとくるのではないか。それに不用意な上手投げを打ったら墓穴を掘るぞ、私は気が気ではない。
白鵬が逸ノ城を上手投げ 
 しかし白鵬は寄ると見せかけて、逸ノ城が押し返してきたところを低い姿勢になって左からの上手投げ。見事に決まりました。
  よりきりではなかったけど、勝ったからよしとするか。
 そして千秋楽。
 逸ノ城はベテラン安美錦と。
 安美錦は昔のような切れ味の鋭い相撲ではなく、狡猾な相撲で勝っています。
逸ノ城が安美錦を寄り切り 
 しかし逸ノ城には通用しない。安美錦は負けると思いました。
 案の定、安美錦はぶつかった直後からはたきこもうとし、それが墓穴を掘って一気に後退。
 引きやはたきは、逸ノ城には通用しないって。
 ともあれ逸の城にもまだ優勝のチャンスが残りました。
白鵬ー鶴竜 
 そして結びの白鵬vs.鶴竜。
 白鵬としては、逸の城と優勝決定戦なんかしたくない。
 鋭く立って左を差し、相手が出てきたところで投げを打って土俵際に追い込み、なおもこらえる鶴竜の右足をはね上げ、左からの掛け投げで倒しました。
白鵬の勝ち 
 白鵬はこれで31回目の優勝。千代の富士に並びました。
 それよりも逸ノ城について。この若者は強いけど、堂々と相手にぶつかって勝ってほしい。
 立ち合いの変化で勝っても人気は得られないし、相撲がつまらなくなるばかり。また相撲離れが起こるでしょう。
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