2014.07.16 七月の句会
 先日、七月の句会が開かれました。
 私の出句は
 ①炎天下塩吹く伊達の黒い服(兼題・黒)
 ②朝早く遠出にときめく夏至の空
 ③御堂筋送り送られ夏至の宵
 ④さよならは夕立止むまで預けをり


 ①大事な用で人と会うときは、暑い日といえども黒い服でピシッときめたい。しかし炎天下だと汗ビッショリになって、それが乾くと塩が吹く。黒い服だとよけいに目立つ。それを皮肉って詠んだもの。

 ②夏至の日は昼の時間が長いので、遠出に有利。朝早くから、「今日は目いっぱい楽しむぞおッ」という意気込みを詠んだ句。
夏至の朝

 ③これは坂本スミ子「たそがれの御堂筋」の「♪送りましょうか 送られましょか」にヒントを得たもの。夏至の宵はなかなか暮れないので、「送り送られ」している様子を詠みました。

 ④最初は「夕立の止むまで延ばす別れかな」にしたのですが、説明的で面白くないので、ひっくり返しました。「別れは」では上五に合わないので、「さよならは」にしました。
夕立

 結果は、
 ①……(1)
 ②……(0)
 ③……(1)
 ④……(4)〇
 (出席8名、出句36句)

 ①にもう少し入ると思ったのに、1票(絵描きオジサン)だけ。絵も描くけど、俳句のベテラン。この人に認められたのはうれしい。
 ②には内心期するものがあったのに、ゼロとは心外。

 ③は遊びの句ですが、入れたのは先生。「これは欧陽菲菲の歌ですね」といわれたので、「坂本スミ子です!」と気色ばんで訂正してしまい、私の句だとバレました。
 先生は苦笑しながら、「うん、御堂筋がよく効いています」とお褒めのことば。
 (先生はこういう句が好きだからなあ。食いついてくると思ったよ)
御堂筋

 ④これに4票入るとは、素直にうれしい。
 「これは単に『夕立が止むまで別れを延ばそう』というのではなく、『まだ別れたくない』という思いを、夕立をいいわけにしているのです」と説明されました。

 その通りです。よくぞ深読みしていただきました。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://aitokodoku2.blog.fc2.com/tb.php/563-c9526b3f