一昨日(07/04)上野の都美術館で開催中の「第94回朱葉会展」をA君と観てきました。

 朱葉会とは大正7年(1918)女流画家の活動拠点として発足した団体で、創立委員は与謝野晶子、小笠原貞子氏……など、錚々たる顔ぶれ。
 しかも当時の顧問・審査員が満谷国四郎、有島生馬、岡田三郎助、安井曾太郎、辻永、藤田嗣冶氏というから、いかにレベルが高いかがわかります。
上野駅・公園口

 その伝統ある朱葉会に京都に住む同窓生アッちゃんが出品しています。
 彼女は同会の会員。相当実力がないと会員にはなれないはず。

 先日(07/01)新松戸でA君と会ったとき誘ったら、ふたつ返事で「オレも行く」
 持つべきものは取手の友、意気に感じるとはこのことです。
上野公園

 「まず、彼女の作品は……」
 会場はいくつもの部屋に区切られ、出品数も多いので、どこにあるかわからない。
 そのため作者名を確認しながら観てまわりました。
都美術館
 「あった!」
 十一面観音像。
 そういえば「彼女は仏像画を描いている」とM君から聞かされていました。
 なるほど、こんな絵を描くのか。
朱葉会展
 十一面観音像は長谷寺(鎌倉)にあるのですが、非公開のため、いつも観るのは紫陽花ばかり。
 写真で観る十一面観音像は、観音菩薩の頭に10体の菩薩の顔が冠状になっています。

 彼女の描いた十一面観音像は、写真よりやさしく、柔らかみがあるように感じられました。
受付

 それにしても、風景、人物、動物……ではなくて、なぜ仏像を。
 それも十一面観音とは「衆生の十一品類の無明煩悩を断ち、仏果を開かしめる功徳を表す」(wikipedea)とされるので、相当難しいテーマに挑みました。
 そのあたりの彼女の心境を聞いてみたいと思いました。
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