2014.06.26 城ヶ島大橋
 城ヶ島といえば浮かんでくるのが北原白秋作詞の「城ヶ島の雨」

 ♪雨は降る降る 城ヶ島の磯に
 利休鼠の 雨が降る
 雨は真珠か 夜明の霧か
 それとも私の 忍び泣き

 舟は行く行く 通り矢のはなを
 濡れて帆あげた 主の舟……
城ヶ島の雨の歌碑
 市街地から城ヶ島大橋に向かう途中に「白秋記念館」がありました。
 しかし時刻は午後4時、閉館の支度をしていました。
 館内をざっと見わたしたところ、文献資料はあれど見るべきものはそれほどないと判断して、パンフレットなどをもらいました。
白秋記念館
 それによると、白秋は大正2年5月から翌年3月まで三浦半島の最南端三崎に移り住みました。
 これは人妻との密通事件(桐の花事件)の傷心を癒すための期間でしたが、詩歌の創作に充実した時期でもあり、そのため白秋はこの地を深く愛したといわれています。

 歌碑の向こうに城ヶ島大橋が見えます。
城ヶ島大橋①
 白秋が三崎に住んでいたころは、城ヶ島とは渡し船で行き来していましたが、昭和35年(1960)城ヶ島大橋が開通してからは自由に行き来できるようになりました。

 実は私、50年近く前、この城ヶ島大橋を渡ったことがあります。
 早春のころ、江ノ島から鎌倉の海岸を歩き、逗子からバスに乗って城ヶ島に入り、ユースホステルに泊まりました。
 そして翌朝、宿で知り合った東京の若者と城ヶ島大橋を徒歩で渡りました。橋からの眺めは壮観でした。
 このとき通行料として10円徴収されましたが、「景色代と思えば安いもの」と笑いました。
城ヶ島大橋②

 あれから約半世紀。やっぱり景色は壮観。とくに西側の景色がいい。
 カメラを向けると、一羽の鳶が目の前を横切りました。これぞ吉兆!
城ヶ島大橋より西側を見る

 橋を渡って三崎側に着いても、今回は徴収されなかった。
 これがラッキーなこととは思いたくありませんが……。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://aitokodoku2.blog.fc2.com/tb.php/544-b8dc14b4