大相撲夏場所が終わりました。優勝は横綱白鵬(29)、2場所ぶり29回目です。
 実力的に見ると、やはり白鵬の力が抜きん出ています。
千秋楽、白鵬○ー●日馬富士
  しかし……。
 今場所は雑な相撲が目につきました。
 相変わらず引き、はたき、投げで勝とうとする。
 そのため11日目の豪栄道戦では安易にはたき、豪栄道に残されて、結果的には押し出されて敗れました。「えッ」という表情。(えッ、じゃねえよ)
9日目、白鵬ー遠藤戦 白鵬〇ー●遠藤
 しかし白鵬は「ここ一番」というときは俄然ひっちゃきになり、9日目の遠藤戦、12日目の稀勢の里戦では怒濤の寄りで勝ちました。やればできるじゃないか。
12日目、白鵬ー稀勢の里戦 白鵬○ー●稀勢の里
 それでも他の力士相手では、余裕を見せようというのか、楽に勝とうとするのか、引いて勝とうとする。今は通用しても、これからは若い力士が引かれても残すようになれば墓穴を掘ることになります。

 その稀勢の里、白鵬と最後まで優勝争いして成績はよかったけど、まだまだ。
 9日目の嘉風戦では大相撲の末、勝ったのが印象に残りましたが、14日目の日馬富士戦では勝ったは勝ったけど、日馬富士が髷(まげ)をつかんだということで反則勝ち。
9日目、稀勢の里○ー●嘉風

 今場所は「髷をつかんだ反則負け」というのが目につきました。
 12日目の鶴竜―豪栄道戦では、鶴竜はまったくいいところがなく、はたかれて土俵に転がりました。行司の軍配は豪栄道。
 しかしこのとき残って観ていた白鵬が手を挙げて物言い。「髷をつかんでるんじゃないか」
 ビデオで見ると、これが微妙。たしかに右手が髷をつかんでいるようにも見えます。
12日目、鶴竜ー豪栄道戦 物言いをつける白鵬
 ルールでは「故意に髷をつかむのは反則負け」とあります。
 しかし豪栄道は故意につかんだか、となると故意ではなく、流れで髷を触ってしまったと思えます。とはいえ横綱に物言いをつけられては(珍しい!)却下するわけにもいかず、鶴竜の(反則)勝ちになりました。これでは鶴竜は白鵬に白星をプレゼントされたようなもの。
千秋楽、稀勢の里○ー●鶴竜
 新横綱鶴竜は不甲斐なかった。
 先場所まで見られた「前に出る相撲」が少なくなり、今場所は「サーカス相撲」が復活したようでいただけなかった。明らかに稽古不足。
 横綱になれば、土俵入りもやらなきゃならないし、いろんな催し物に引っ張り出され、稽古が少なくなるそうですが、それを乗り越えて勝ってこそ横綱。来場所は頑張っていただきたい。
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