多摩湖にやってきました。
 別名村山貯水池。多摩川の水をここで貯水し、東村山浄水場、境浄水場、朝霞浄水場に水を送って、東京都に供給しています。
多摩湖
 貯水池には取水塔があって、その水面下の取水口のゲート(水門)を開け閉めして、浄水場に送り込む水量を調節しています。
 この取水塔は、煉瓦づくりの円筒に丸いドーム屋根(ネオ・ルネッサンス様式)で、「日本一美しい取水塔」といわれています。(説明書)
取水塔
 多摩湖は東西に長く、東側は堤体(防)で堰き止められ、その下は緑地帯(狭山公園)になっています。提体から見ているとよくわからなかったけど、下りて見るとかなり高い。
狭山公園、上は多摩湖 狭山公園

 「おや、これは?」
 上の多摩湖から下りてくる階段状の川(滝?)があります。(浄水場へ送る水とは別)
 勾配が急なのでこのような形にしたのかな、とは素人目にもわかりますが、他にも理由があるのかもしれない、そう思って公園管理所に聞きに行きました。
階段状の川①
 「あの階段状の川はなんというのですか」
 事務所にいた職員の若い青年は「えッ?」
 初めて聞いたという顔をしています。
 「あれは水道局の管轄で公園の施設ではないのですが……」
 といいながらも、水道局の資料を取り出し、調べてくれました。
階段状の川②
 「ありました。これですね」
 それによると、この階段状の川は「余水吐(よすいばき)」といって、ゴミを取るために設けられたものだそうです。ゴミは下に沈殿し、上澄みの水が落ちてくるようになっています。下に溜まったゴミは定期的に取り除くとか。別名「12段の滝」というそうです。

 丁重にお礼をいうと、「いや、こちらこそ。おかげさまで勉強になりました」
 こちらは疑問があったから聞いたのに、この青年の「勉強」をさせていたとは……。
 これが本当の質問力?
 いろいろ散策し、人と話すと、こういうこともあります。
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