「おや、これは」
 家の近所の鎌倉街道を歩いていて、赤い花の群れが目につきました。
 「これはなんという花ですか?」
 近くに年配の女性がいたので聞いてみると、「ケシの一種です」
ケシの花①
 なるほど、これがケシ(芥子)か。
 「ケシって麻薬の原料ですよね」と聞くと、「そうですけど、このケシは大丈夫です」
 (あとで調べると、アヘンの原料となるケシは別種。これについては小平市の「薬用植物園」で見たことあり)

 「ヒナゲシとはまた違うんですか」
 「ああ、ポピーのことね。あれは時期がもう少し先、山崎公園(富士見市)なんかで見かけますよね」
 「そういえば、菖蒲を見に行ったとき、反対側に咲いていた。あれですね」
 「そう。ケシって繁殖力が強いから、道端なんかにも勝手に生えるのよ」
 「すると、これも……?」
 「これはここの地主さんが栽培してるの」
白いケシも

 聞けばこの女性、ケシの群れの向こうの畑の一列を借りて菜の花の栽培をしていたとか。
 「去年の秋から種蒔いてね。でも今年はだめ。全然ならなかった。年によって当たり外れがあるのよ」
 「でも1ヵ月ほど前は、あちこちで一面の菜の花を見ましたよ」
 「土地の条件によっても違うからね。でもきちんと栽培しているところは菜種油を採るための栽培だから、あれとはまた違うのよ」
 菜の花にも菜種用と菜花用があることを知りました。
 いかにもこのあたりの人らしい話好きな女性です。
畑の一角
 話を聞きながらケシの写真を撮っていると、
 「でもこの赤は毒々しくてイヤね。私はピンクのほうが好き」
 「そうねえ、この赤は強烈ですねえ」
 相槌を打ちながら、ある歌を思い出しました。
ケシの花②

 ♪赤く咲くのは芥子の花 白く咲くのは百合の花 どう咲きゃいいのさこのあたし 
 夢は夜ひらく……
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