俳句会のあと、近くのレストランで新年会が行われました。
 洋風レストランでしたが、料理はすべて和食。これが豪勢で美味しかった。
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 新しく入った俳句会は少人数ながらレベルが高く、なかなかいい句が多い。
 しかも投句用紙に先生が赤を入れて返してくれる。◎非常によい、〇よい、□並選、まあまあ、△もう一歩、▲もう二歩の評価つき。
新年会の料理
 これは丁寧な指導だと思いました。これを読み返して試行錯誤することによって上達するそうです。
 さらに別紙に全員の句を表記し、そのなかの句を選んで寸評。
 私の「大通り銀杏落葉に伸びる影」に対しては〇。
 「大通り」によって、どこか大都会の街がイメージされます。「札幌」かな。真っ黄色の銀杏落葉に自分の影がよく伸びている。大都会での作者の憂愁が感じられます。

 それはいいけど、「五番街の毛皮のマリー忍び泣く」の句はなんだ。
 先生にそこを突っ込むと、頭をかいて「いや、ぼくは高橋真梨子が好きなもので」(俗物だ!)
 まあ、いいけど。(高橋真梨子はいい歌手です)
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 話題が箱根駅伝になると、女性たちが喋るしゃべる。
 「設楽兄妹が可愛い」
 「6区の日下クンもカッコよかった」
 「東洋大は柏原クン(山の神)が抜けたから弱くなったといわれるのがいやだったんだよね」
 「出雲駅伝、全日本学生駅伝では駒沢が優勝したのよ」
 私よりもはるかに詳しい。駅伝を句に詠んだことが恥ずかしくなりました。

 なにかの拍子に、昨年末に観たBS「ドナルド・キーン×瀬戸内寂聴」の対談のことを話したところ、7人中3人が「見た」とのこと。川端康成と三島由紀夫のノーベル賞に関するくだりも知ってました。
 私が「川端さんにノーベル賞とは、選考委員会もどうかしてる」といったところ、「では誰が日本の作家で、ノーベル賞にふさわしいと思います?」と女性に突っ込まれました。
 そこで「横光利一、大佛次郎、司馬遼太郎」と答えると、「山本周五郎は?」
 すると先生が「山本周五郎は世界という観点から見ると、少し弱いかな。藤沢周平も」

 うーん、こんなところで日本文学論を闘わすとは思わなかった。
 ここの年配女性たち、前の句会とは全然違って、とてもひと筋縄ではいかなそう。
 「エライところにきてしまった」
 とはいえ、自分で選んだ以上仕方がない。

 これからどんなことになることやら。恐ろしいようで、楽しみでもあります。
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