年が明けました。
 「今年こそはいい句を詠むぞ」
 俳句会も変えたので、張り切っています。

 とりあえず七句詠みました。
 ①赤い靴唄ひし後の除夜汽笛
 ②年明けて珈琲豆の封を切る
 ③子は内に独楽だけ外で回りけり
 ④餅の事故思はず箸止む二日かな
 ⑤三が日駅伝だけで過ごしたり
 ⑥初詣晴着のギャルに惹かれをり
 ⑦どの局も同じ顔ぶれ三が日
ライトアップされた氷川丸
 <背景>
 ①は一度だけ家族と体験した横浜山下公園での年越しの模様です。
 赤い靴をはいた女の子の銅像前で数人で童謡を歌い、終ったところで繋留されている氷川丸の汽笛がボーッと鳴りました。
 ②は年の暮れにちょっと高級な珈琲豆を買って、年が開けたら封を切るという句です。
 酒ではなくて、珈琲というところにいかにも珈琲好きの気持ちが現れているでしょ。

 ③は昔、甥っ子たちの独楽回し風景。寒いので室内から独楽をビュッと飛ばして、すぐ戸を閉め、庭先で回っている独楽を室内から見ていました。なんとも横着な独楽回しもあったものです。
 ④は二日の朝、元旦に餅を喉に詰まらせて入院した人が数人いる、との報道にびっくりした様子を詠みました。

 ⑤は三が日の恒例。一日ニューイヤーズ駅伝、二日三日は箱根駅伝を観て過ごしました。
 ⑥今年元旦の大宮氷川神社ではありません。昔住んでいた府中の大国魂神社の初詣の光景です。
 若い女性の晴着姿が目につきました。「女房の着物姿にちょっと惚れ」をもじりました。
 ⑦正月のTVはどこも似たりよったり。出てくるタレントも同じでつまらなかった。

 <推敲>
 ①は「唄ひし後」→「唄ひ終りて」にしました。
 ④は餅だけで正月の季語。「二日かな」だと季重なりになるので、変えました。
 ⑤は具体性がないので全面的に変えました。
 ⑥本当は惹かれるほどでもなかったので、風刺を利かせました。
 ⑦はつまらないのでやめました。

 結果次のような六句になりました。
 ①赤い靴唄ひ終りて除夜汽笛
 ②年明けて珈琲豆の封を切る
 ③子は内に独楽だけ外で回りけり
 ④餅の事故思はず箸置く朝の膳
 ⑤箱根より戻りし気分三日かな
 ⑥初詣晴着娘のコンテスト

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