以前にも述べましたが、私の入院中に「通うのが面倒だから」とお婆さんたちが結託して、会場を公民館から団地の集会場に変えてしまいました。
 敬老精神希薄な私は「お年寄りといえども、そんな勝手なことは許されない」と抗議しました。
 ところがひとりの口達者なお婆さんに「別に遠くなったわけじゃないでしょう。それにあなた、俳句がやりたいのでしょう。だったら場所なんかどこだって同じではありませんか」と逆襲され、答えに窮しました。

 たしかに、場所はどこだっていい。
 だったら、オレはここに固執せずとも、どこで俳句をやろうといいんだな。
 これが自然に導き出された結論です。もう後戻りはしません。
 というわけで、先日別の俳句会に参加しました。
 いろいろと差し障りがあるので、日時、場所を明らかにするのは当分控えます。

 この俳句会は、参加当日四句投句すること。そのうち一句は兼題つき。今月は「前」という字を使う、とのことです。

 このときの私の投句は、
 ①夜話や前にも聞いたと子に言はれ(兼題つき)
 ②ゴミ捨てに出るも覚悟の冬の朝
 ③掛け声と手締めで大きな熊手買ふ
 ④大通り銀杏落葉に伸びる影
掛け声と手締めで…… 大きな熊手買い
 ①と③に関しては、昨年の句を少し変えました。
 本当はよくないのですが、ここではどんな評価を受けるのか、確かめたい気持ちもありました。
 ②……寒い朝はゴミ捨てに外へ出るのは億劫。しかし溜まるのは不快なので、防寒コートを着込んで「エイ、ヤッ」と気合を入れて出る。その心境を詠んだもの。
 ④……大通りに銀杏が落ち、じゅうたんのようになっている。そこに人の影が写るけど、この時期だから長く伸びている。晩秋の自然描写です

 この句会は投句した句を一句一句短冊に書き、その短冊をバラバラにして、ひとり五~六句ずつ清記表に書き入れ、その表をグルグル回して、各自ノートに書き写します。
 そのなかから選句表に(自分の句以外の)選んだ五句を書き入れ、特にいいと思った句に〇をつけます。(並選四句、特選一句ということです)
 それを披講者に渡し、披講者は順々に読み上げて行きます。

 前俳句会は一人ひとりが選句を読み上げましたが、ここでは披講者に一任。
 また前俳句会では読み上げられた句に該当者が「〇〇です」と名乗りましたが、この句会ではそれはしません。

 私はこれまで一俳句会しか知らなかったのですが、こうしてみるとやり方は句会によってずいぶん違うようです。
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