2013.11.16 嵐山・渡月橋
 嵐山・渡月橋にやってきました。
 同橋は桂川左岸(北側)と、中州の間に架かる橋で、長さ155m、幅11m。
 渡月橋の由来は、亀山上皇(1249~1305)が橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことからといわれています。
 現在の橋は昭和9年(1934)に完成。橋脚と橋桁は鉄筋コンクリート製ですが、欄干部分は嵐山の風景と調和させるため木製です。
中州側からの光景
 この渡月橋は今年9月16日、台風18号襲来で桂川が氾濫して橋周辺が冠水し、付近の旅館や土産物屋が浸水し、救助隊がゴムボートで被災者を運ぶという大変な被害が出ました。
 ニュースで見て唖然としました。こんなことはかつてなかった。
中州側から
 ただし橋が流失するなどの致命的なダメージはなかったので立ち直りは早く、私が行ったときは何ごともなかったように観光地の姿を取りもどしていました。
 勤勉というか、商魂逞しいというか。
橋中央① 橋中央②
 しかし二度と冠水しないという保証はない。
 専門家の間では以前から危険性が指摘されていて、渡月橋の下流は川幅が狭く、浅くなっており、上流で多量の雨が降れば、急に水位が上がるとのこと。
 川底を掘り下げ、川幅を広げる案もあったのですが、地元の人たちが「景観が変わるから」と反対し、川岸っぺりの土産物屋や屋台が立ち退きに同意しなかったともいわれています。
 こうなると単なる天災では済まされず、地元の利害絡みの人災説といえなくもない。
上流の光景
 景観が多少変わってもいいじゃないか、それよりも水害対策のほうが大事だろう、と部外者は思うのですが……。
北側から
 渡月橋といえば25年以上前、息子(当時小5)ときたことを思い出します。
 「あの川は浅いように見えるけど、深いところもあって藻が生えているんだよ。足をとられそうになってヤバかった」
 ここで泳いだ息子がいってました。
北岸からの光景
 息子は川や海を見ると、どんなところでも泳ぎたがりました。(最悪は浜甲子園)
 このときは地元の少年たちが泳いでいるのを見て、「自分も……」と思ったのか。
 「バカモノ、地元の子は危険なところは熟知してるけど、お前はよそ者だぞ」
 私の注意はいつも結果論でした。
 もっともその報告をもとに何度か記事を書いたこともありますが。
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