(→07/08の記事から続きます)
 馬堀海岸から約1時間40分かかって観音崎公園へ。「これでやっと半分か」
 観音崎の由来は天平13年(741)、行基がこの地の海食洞に住む大蛇を退治して十一面観音(船守観音)を祀ったとされています。

 この地は東京湾に突き出ていて、対岸の千葉(富津)にも近い(約7km)。東京湾の入口で最も狭隘なところ。しかも急峻な高台になっています。
 そのためここは昔から軍事上の要所になっており、至るところにその痕跡が残っています。

 「ここへきたら、まずは観音埼灯台だろう」(地名は観音崎ですが、灯台のみ「埼」と表記)
 ということで、権現堂を通り過ぎ、灯台の上り口へ。
 しかしこれが意外に難関。灯台というのは高いところに建てられるもので、険しい石段を上ります。これが馬堀海岸から歩いてきた身にとっては過酷なこと。
権現洞 灯台への登り道
 「やっと着いた」
 石段を上りきったとき、目の前にそびえ立った灯台の姿。意外に小さく見えましたが、気品があります。同灯台は明治2年(1869)に建てられた日本最初の洋式灯台ですが、これは三代目。
観音埼灯台
 早速なかに入りました。(参観寄付金200円)
 灯台内の螺旋階段を上ると、ほどなくして屋上に着きました。
 「ヒエーッ、こわいよう」
 外のデッキが滅茶苦茶狭い。そのため写真を撮る余裕もない。
 やっと撮ったのがこの2枚です。
灯台からの眺め① 灯台からの眺め②
 灯台をあとにして、露出した地層や、明治時代の軍事施設「北門第一砲台跡」を通りました。さらに素掘りのトンネルに寄って展望園地まで、見どころ満載。
 本当は横須賀市の海が描かれた「横須賀美術館」にも行きたかったのですが、灯台が第一目標だったため、割愛しました。
地層が見える通路 北門第一砲台跡 素掘りのトンネル
 海の見晴らし台から海をみると、これまた絶景。
 このあたり一帯は幕末いらい軍事上の要塞になっていたので開発が遅れました。そのため東京湾唯一の岩礁海岸と照葉樹の豊かな森がそっくり残されました。軍事施設の皮肉です。
見晴台からの眺め 海岸沿いの道
 この海岸に自然と人との関わりを展示した「観音崎自然博物館」があり、その近くにはゴジラの足跡があるとのこと。これは映画で、ゴジラが日本に上陸したのが観音崎だったとか。
 バカバカしいとは思いつつ、散歩していたおじさんに聞くと、「ここですよ」
 なーるほど、でかい足跡が……。って、本当かよ。
 おじさんはニヤッと笑って立ち去りました。どうやらここも同公園の「名所」になっているらしい。 (これは横須賀流の洒落?)
ゴジラ上陸の足跡
 その観音崎公園をあとにして海岸線を一路浦賀へ。
 旅はまだまだ続きます。
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