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2018.10.09 大津祭を観る

 一昨日(10/07)「大津祭(おおつまつり)」を見てきました。
 実はこの5~7日の間、関西を徘徊しておりました。(その間の当ブログ記事は予約投稿でした)

展示中(休憩中)の曳山①    

 大津祭は江戸時代から約400年続いた伝統的な祭りで、湖国三大祭り(他は日吉山王祭と長浜曳山祭)のひとつに数えられています。

 特徴は13基の曳山(山車)の市街巡行。
 これは「孔明祈水山」や「源氏山」など中国や日本の歴史人物を人形に表した曳山があちこちで「からくり」を披露するので、同じ曳山の巡行でも、「川越まつり」とはまったく様相が違います。

展示中(休憩中)の曳山②    

 「この祭はな、所望(しょうもん)というて、市街地のあちこちでからくりを披露するところに特徴があるんや。しかもこのからくりは由緒がわかってないと、なんのことやわからん」
 というのは栗東市に住むN君(同窓生・滋賀県の郷土史家)。大津祭のガイドも努めています。

 幸運なことに、この日は彼の解説付きで大津祭を見学することができました。
 ちょうど午後の巡行が始まる直前で、休憩中の曳山それぞれの説明を受け、さらに小路に入ってきて所望を行うところでも説明してくれました。

午後巡行の用意 

 からくりにはいろんな趣向があって、例えば「郭巨山(かっきょやま)」は貧乏な家族が生活に困窮してわが子を土中に埋めようとしたところ、黄金の釜が出てくるという話なので、所望では黄金の釜が出てくるという仕掛け。

小路に入っての所望 

 またそこから厄除けの粽(ちまき)が見物人に撒かれるのですが、これを取るため人々が殺到するので、身の危険を感じるとことあります。

厄除け粽(ちまき)を撒く 

 このときはN君が受け取り、私にくれました。(ただし餅は入っておらず笹だけ)

受け取った(もらった)厄除け粽 

 
 さらに曳山の後ろには「見送り幕」といって様々な織物が垂れ下がっていますが、なかには17世紀のフランク王国(今のベルギー)からきたタピストリーの一部もあるとのこと。
 「もともとは『トロイの木馬』の絵柄やったけど、大きすぎて切り取ってしもたんや。それでも重要文化財に指定されてる」

ゴブラン織りの見送り幕   

 ふーむ、こんなことは彼の説明がなければわからない。改めてN君に感謝です。
    

 その後彼と別れ、まだ時間があったので、市街地を巡行する曳山を見物しました。

巡行は遅くまで 

 終了は5時半とのことでしたが、6時すぎてもやっていたようでした。



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