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2018.09.29
陽気遊山、不可解なり
蔵造り一番街から菓子屋横丁側に入ったところにある「陽気遊山」(よふきゆさん)
古い民家です。庭も広い。
かつてここは「無料休憩所」として日曜日はオープンしていました。
私も一度ここの縁側で、魔法瓶の湯を茶碗に注いでお茶を飲んだことがあります。
無料なのでありがたいとは思います。しかし……。
入口には錆びた鍋・釜などが置かれ、猫がゴロリと横たわっている。お世辞にもきれいとはいえない。
そのため早々に引き上げました。
この無料休憩所、今はやめています。
入口には「由来」として、
「当初は現在『教祖中山みき直属陽氣づくめ川越教会』であり、……江戸時代は熊野系修験道場。明治維新後は川越屈指の料亭として栄えた……」と書かれています。
あとは天理教の教義やお家事情が連綿と書かれていて、最後は文豪森鴎外も訪れた……とあるので、何がいいたいのかよくわからない。
この教派以外の人々をシャットアウトしたいのか、それとも由緒ある建物と自慢したいのか。
やめているといっても門は開いているので、一部入ることができます。
古びた民家ですが、それなりに風情はあるので、ここで記念写真を撮る女性も多い。
ふーむ、川越には不思議なところがある。
これが私の偽らざる感想です。
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