FC2ブログ
2018.08.13 蘆花記念公園

 逗子海岸の東は小高い山(桜山)があり、その麓一帯は「蘆花記念公園」と呼ばれています。
 これは昭和59年(1984)4月、市制施行30周年を記念して、逗子の名を広く知らしめた徳冨蘆花ゆかりの地につくられたもの。

蘆花記念公園      

 この公園へは2年前にも訪れたことがあります。
 私は昔、京王線沿線に住んでいたことがあり、「芦花恒春園」(東京都世田谷区)には何度か訪れたことがあるので、蘆花の名を冠した公園には親しみがあるからです。

逗子市資料館への道  

 公園の奥「郷土資料館」の標識があり、細い山道になっているので、前回同様上りました。
 所どころ、季節の歌を詠んだ札が建てられています。なんとも風情があります。

所どころに季節の歌が… 

 歩くこと10分。「逗子市郷土資料館」の入口に着いたのですが……。

逗子資料館・入口 

 なんと「休館中」の貼紙が。
 「逗子市郷土資料館は、市の緊急財政対策により、平成30年4月1日~平成31年3月31日は休館します。ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご了解ください。なお、平成31年度以降については未定です。 平成30年4月1日  逗子市教育委員会」との説明。
        

 2年前、入口で100円徴収されて、「やっとの思いで上ってきたのに、100円も取られるとは。ここは追剥か」と思ったものですが、入ってみるとなかなか風情のある建物で、展示物も蘆花をはじめ逗子ゆかりの文学者のものが多く、資料も豊富でした。これで100円は安い。
         
 資料館の人との会話も面白かった。
 「石原慎太郎のデビュー作『太陽の季節』を読み返してみたら、単なるチンピラの話でガックリしました」と係の人にいうと、
 「あの小説は真面目に読んではいけないのです。湘南の青年たちの実像というより、一種のおとぎ話として読むべきです」との答え。
 おとぎ話? ふーむ、そんな読み方があったのか。
 目からウロコの思いでした。
     

 しかし今回は閉ざされたまま。
 思えばあのときの入館者は私のみ。とても採算が合わなかったのだろうな。

逗子資料館・裏庭   

 仕方なく庭を見て、そこから見える海の景色を眺めました。
 ここは「桜山の晴嵐」といわれ、「逗子八景」のひとつに選ばれるほどの絶景スポットです。

庭から見る海の景色 

 晴れていれば、葉山港や相模湾・江の島などが望め、富士山も見えるそうですが、この日は見えなかった。
     

 来年の4月1日以降は未定となっているけど、おそらく開館は無理だろうな。
 そんなことを思いながら、そこをあとにしました。

     

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://aitokodoku2.blog.fc2.com/tb.php/2007-d240ead6