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 一昨日(08/09)披露山越えについて少し述べましたが、このときのことは今思い出してもぞっとします。
       
 あれは6年前(12/08/02)のこと。
 この日は葉山の長者ヶ崎から逗子まで海岸沿いを歩き、さらに浪子不動の海岸に着きました。
 地図によると、この先は小坪漁港。
 「それなら歩いて鎌倉の材木座海岸に出られるのでは」と考えました。
          
 しかし小坪へ抜けるトンネルは「歩行者は通行禁止」の標示。
 やむなく「披露山ハイキングコース」を歩き、山越えして小坪に入ることにしました。
 ところが上ってみると、何もない獣道。もどるのも腹立たしいので、そのまま進みました。
 道らしきものはなく、どこを歩いているのか、さっぱりわからない。
 心臓がどきどきし、背中から冷たい汗がダラーッと流れました。
     
 しかもカンカン照りの暑さ。
 「こんなところで遭難か」
 そう思うとまた冷たい汗がダラーッ。
 茂みを闇雲に歩きました。
 こんな山のなかで遭難して行き倒れになったら、誰が助けにきてくれるのだろう。
 そんな気持ちを抱えて彷徨い続けました。
        
 それが40分ぐらい続いたでしょうか、ようやく小さな駐車場に着きました。
 助かった。また汗がジワーッ。
 これは披露山公園の駐車場でした。
 車がきた道を辿って下りてみると、披露山公園入口のバス停でした。
 そこからはバスに乗って鎌倉に入りました。
      
 問題は帰りの湘南新宿ライン。
 私は端の席に坐ったのですが、となりに坐った女性がことごとく席を立ちました。女性だけではなく、高校生までも……。「あれッ?」
 変だな、と思って腋の下の臭(にお)いを嗅ぐと、プ~ンと臭ったのは、例えは悪いけど、浮浪者特有の饐(す)えた臭い。愕然としました。
         
 しかしあれは何ヶ月も風呂にも入らず、着替えもせずにいると発する臭い。
 たった3~4時間でこんな臭いになるのだろうか?
         
 数日後、掛かりつけの医師に聞いてみると、
 「これはストレス性発汗です。運動でかく汗と違ってアンモニア分が多く含まれるため、腐敗すると臭います。しかも何度も汗をかいたことで、シャツに吸われた汗が濃くなり、臭いがきつくなったのでしょう」
 「すると身体のどこかに異常があるのですか?」
 「それはないと思います。こういう汗がふだんから出て、しかも原因不明というなら問題ですが、原因がストレスとはっきりしているから」
     
 それを聞いて安心しましたが、となりに座った乗客には不快な思いをさせました。
 申しわけありません。

     
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