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 海南神社を出て、三崎の市街地を少し徘徊しました。
 そのなかで当方の気を引いたのは「チャッキラコ・三崎昭和館」
 蔵造りの商家をそのまま民俗資料館のように展示しているらしい。

三崎昭和館・外観 

 入ってみると、おばさんが「いらっしゃい」
 店内には昭和の本・玩具・レコードジャケットや映画ポスターがずらり。

 「よろしければ、お上がりになって」
 入館料を聞くと、「無料です」
 写真撮影もOKとのことで、奥に上がりました。

当時の居間 

 当時の居間やかまどの様子が展示されています。

かまど(台所) 

 これは魚鼓(ぎょく)といって、禅寺の食堂などに吊るされていたもの。集合の合図などでこれを叩くといい音がするそうです。

魚鼓(ぎょく) 

 工芸品としてもなかなかのもの。 
     
 そして祭りの衣装とチャッキラコの説明図。

祭りの衣装 

 上る前に「チャッキラコ」の説明を受けました。
 それによると、チャッキラコとは毎年小正月に三崎下町で行われる祭りで、豊漁・豊作や商売繁盛などを祈願して女性たちが扇と綾竹を持って踊る。この綾竹を打ち鳴らす音が「チャッキラコ!」と聞こえたことから、綾竹をチャッキラコと呼ぶようになり(カスタネットのようなもの?)、さらに祭りそのものを「チャッキラコ」と呼ぶようになったとか。

チャッキラコの解説図 

 ふーむ、「チャッキラコ」という祭りは以前どこかで聞いたことがあったけど、ここの祭だったのか。この祭りはユネスコ無形文化遺産「代表一覧表」に登録されたとか。
     
 ひと通り展示を観て、おばさんたちに話を聞きました。
 彼女たちはいずれも地元のボランティア。
 それによると、遠洋マグロ漁業の全盛時(昭和30年代?)は多くの乗組員とその家族がここに集まり、遊郭などの娯楽施設もあって飲食店も賑やかだったとのこと。
 乗組員のほとんどが地方の人だったため、宿泊施設も多かったらしい。
 「かつての繁栄ですね。今は映画のロケ地としてしばしば利用されますけど」
 とおばさんは笑いました。
     
 ここを上手く利用すれば三崎の様子がある程度把握できるぞ。

      

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