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 どぶ板通りの徘徊は手形のレリーフから(田舎者?)。
 汐入側から入ると、歩道の敷石に横須賀にゆかりのあるミュージシャンなど47人の手形のレリーフが埋め込まれています。

どぶ板通り(汐入側) 

 サックス奏者のMALTAさん。

手形のレリーフ 

 次は向かいの延命地蔵。
 もとは工事の災厄祓いの地蔵でしたが、健康長寿、家内安全、商売繁盛、学業成就に……とそれぞれのご利益地蔵が増え、さらに水子地蔵も加わって、お地蔵さんのデパートになりました。

地蔵のデパート 

 お堂の奥には100体ほどの石地蔵が祀られ、参拝する人の線香が絶えず焚かれています。
         

 この通りはまさに横須賀の原点ともいえるところで、明治以降、帝国海軍の軍港街として賑わいました。
 当時、道の中央にはどぶ川が流れていましたが、人や車の通行の邪魔になるので、海軍工廠より厚い鉄板を提供してもらい、どぶ川に蓋をしたことから、「どぶ板通り」と呼ばれるようになりました。(「本町どぶ板通り商店街HP」より)
          

 戦後は米軍が駐留するようになり、米兵相手の飲食店や雑貨店、土産物店が軒を連ねました。
 現在はどぶ川も鉄板もなくなり、暗渠になりました。
      

 そのどぶ板通りを代表する店といえばこのスカジャンの衣料店。

スカジャンの店 

 スカジャンの発祥は、戦後まもなくひとりの米兵がジャンパーの修理を頼んだ際、和風の刺繍を入れてくれとオーダーし、龍の刺繍が施されました。これがスカジャン第一号とか。

ミリタリーファッションが多い 

 米兵相手の店といえば、昔は肖像画の店があちこちにありました。
 これは彼らの首に巻いたペンダントの(恋人の)写真をもとに肖像画を描くという商売で、どの店も繁盛していました。
 しかし、SNSの発達で米兵からの需要が激減し、バタバタと閉店する店が多くなり、残ったのは16号線沿いの「武谷肖像画店」のみ。
 「最近では米兵よりも日本人客のほうが多く、集合写真から肖像画を起こすような仕事が多い」と語られていたのですが……。
 今回通ったところ、もう店はなかった。
 どぶ板通りで似顔絵描きをしているおニイさんの話では、「店主が高齢で閉店になった」とのこと。ときの移ろいを感じます。
         

 スカジャンの店の他はハンバーカーの店が多い。
 それも高い。本格的なバーガーなのかもしれないけど、マックの3倍以上。
 なかには5段重ねというのもあって、価格は5000円以上というからおどろいた。食べる人いるのかね。(大人気! とのことですが)

ハンバーカーの店 

 スカジャンもハンバーカーも当方のような高齢者には関係ないなあ。
        

 それでも、どぶ板通りを感じさせてくれるのは舗道の側溝の蓋。トランペットの図柄が施されています。

側溝の蓋 

 これが妙に味わいがあります。

      

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