昨日(07/24)は閉会中審査の実況中継を観ました。
 安倍サンは多少しおらしく、「李下に冠を正さず」などと持ち出して、国民のみなさまに疑われてもしょうがない、とはいいながら、「加計学園獣医学部新設を指示したことは一度もない」といい切りました。
         
 しかし首相官邸が文科省に圧力をかけているのは事実で、(「萩生田副長官ご発言」など)そのキーパーソンは和泉洋人首相補佐官。
 前川喜平前文科事務次官に「総理は自分の口からは言えないから、代わって私が言うんだ」と圧力をかけた(前川氏証言)とされています。
        

 その和泉補佐官は、「こんな極端な話をすれば記憶に残っております。そういった記憶がまったく残っておりません。したがって、言っておりません。言っておりません」と全面否定。
      

 この答弁、どこかで聞いたことがあるぞ、と思ったら、稲田防衛大臣が過去に籠池氏の弁護をしたことを頑強に否定しておいて、証拠が出てきたら、「記憶になかったので、ないと申し上げました」と弁明したこと。あまりの図々しさに国民は呆れました。
 この論法と同じじゃないか。
           

 「記憶にない」で通るなら、痴漢やっておいて「記憶にない。したがって私はやってない」と正当化できる。こんなご都合なことはない。
          

 これは私の考えですが、今回の和泉補佐官の妙な否定発言は、首相の足を思いっきりドロ沼に引きずり込みました。
 「総理は自分の口からは言えないから、代わって私が言うんだ」との前川発言に対して、「言ったかもしれない」といったほうがよかった。「ただし私の独断で」と付け加える。
 そして首相官邸の「忖度」を一手に引き受ける。「これが補佐官の仕事だ!」と。
 すべては「忖度」がひとり歩きしたとなれば、安倍サンは晴れて潔白の身になる。
 さらにいえばこれで和泉補佐官の株が上がる。「よくぞいってくれた」と。
         

 しかし残念ながらそうはならなかった。
 和泉補佐官という人、よほど肝が小さいのか、大所高所から見る頭脳がないのか。それとも首相を救う義侠心がないのか。
        

 こうなれば前川喜平前文科事務次官と和泉洋人首相補佐官を証人喚問すればいいと誰も思うでしょう。おそらく前川サンはOK。
       

 これに対して首相は「国会に任せる」と。(自分の一存で開くこともできるのに)
 国会に任せたら、自民・公明は多数を占めているので否定できる。明らかに逃げの姿勢。
        

 こうして安倍サンに対する疑念は少しも払拭されないまま、時間が過ぎていく。
 いいんだよ、別に。支持率はジリジリ下がっていくだろうから。
     

    
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