2017.05.27 田植えと代田

 この数日間、富士見市のあちこちで田植えが見られました。
 といっても今どきの田植えはトラクターのような田植え機でパタパタと苗を植えていくので、昔のような情緒はありません。

田植え機を操縦する農家の女性 

 なかに歩行用の田植え機があり、ふーむ、これは大変だな、と思うぐらいです。

歩行用の田植え機   

 調べてみると、富士見市の農地の67%が水田だそうで、主に北東部。
 埼玉県の米の収穫量は「JAいるま野」によると約14,800t、品種はコシヒカリ、キヌヒカリ、朝の光。主な生産地は川越市、坂戸市、富士見市とか。
  

 富士見市の水田は、荒川に流れ込む新河岸川放水路の水を使っています。荒川水系は水量が豊富なので、稲作には適しているのでしょう。

 以前ある句会で「代田」ということばを使った句が数句出てきて、意味がわからなかったため、すべて無視したことがありました。
 真面目(?)な人は辞書や歳時記で調べるけど、それで意味がわかっても所詮は自分の身についたことばではないので、私は採らないことにしています。
 たとえその句が多くの票を集めようと、師匠が特選にしようと、理解できない句は選択の埒外です。
        
 句会が終わって数人と茶を飲み、「代田」を詠みこんだ人にその意味を教えてもらいました。
 これは「しろた」といって、水を張って田植えの準備の整った田のことで、初夏の季語だそうです。

代田?(中央は庚申塔) 


 彼はさらにこう続けました。
 「代田、好きですねえ。田を使った季語には他にも青田、蒔田、早稲田、熟田(こなた)……いろいろありますよ」
 それを聞いても私は「ふうん、そんなものかね」と思っただけ。
 世田谷区の代田(だいた)なら知ってるけど、代田(しろた)なんか知らんわい。

植えられたばかりの田    

 ちなみに田植えの終わった田を「植田」というそうです。
     
 田植機に悪戦苦闘二児の母
   

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://aitokodoku2.blog.fc2.com/tb.php/1573-f1893d3f