明石小学校の南側は聖路加(ルカ)国際大学の敷地。

聖路加国際大学   

 ここは明治8年(1875)~23年(1890)の間アメリカ公使館が置かれたところで、その前まで元麻布の善福寺に置かれていたのを、この外国人居留地内に新築され、初めて公使館らしい形容が整えられました。
 公使館は明治23年(1890)赤坂の現在地に移転され、現在の大使館に至っていますが、その跡地であることを示すため、星、白頭鷲、星条旗の3個の石標が残されました。

星   

 白頭鷲はアメリカの国鳥。星条旗に彫られた13の星は米国初期の13州のことです。

白頭鷲 星条旗   

 その奥に山小屋風の洋館が建っていますが、これはトイスラー記念館。 
 トイスラーとは聖路加病院の創立者ルドルフ・ボリング・トイスラー(1876~1934)博士のこと。
 彼は明治33年(1900)25歳のとき、米国聖公会宣教医師として来日。
 翌年、日本初の近代型医療施設の聖路加病院 (聖路加国際病院の前身) を開設し、初代院長を務めました。
  
 また、明治37年(1904)には聖路加看護婦学校発足を発足させ、専門技術と知見を備えた看護職の育成に務め、日本の近代医療に大きく貢献しました。
 聖路加看護婦学校はのちに聖路加国際大学になり、今日に至っています。
 そのトイスラー院長は昭和9年(1934)聖路加国際病院で死去。享年58。

トイスラー記念館   

 この記念館は、昭和8年(1933)聖路加国際病院の宣教師館として建設されたものを解体し、平成10年(1998)に移築復元されたものです。非公開。
  

 トイスラー博士、初めて知りました。日本の近代医療発展の陰にこんな人がいたとは。
 もし長生きされていたら、後の太平洋戦争をどのように思われたでしょうか。

キャンパスの早咲き桜   

 キャンパスにまだ若木の早咲き桜が咲いていました。(03/24現在)
  

 医の道を託して彼岸桜かな

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