2017.03.25 明石町を歩く

 おッ、咲いてる、咲いてる。
 といってもソメイヨシノではありません。これは陽光桜。
 天城吉野と寒緋桜との交配で作出された品種だそうです。
 なるほど、だからピンクが鮮やかで、咲く時期が早いのか(03/24)。

陽光(築地川公園)    

 この場所は、なにを隠そう、築地川公園。昔は川だったところを公園にした。
 町名でいえば、東京都中央区明石町。ほとんど聖路加国際病院の敷地です。
 そしてこのあたりは「歴史の道」ということで、いろんな碑が立てられています。

聖路加病院   

 まず「芥川龍之介生誕地」の碑。(といっても解説の看板のみ)
 「えッ、こんなところで生まれたの?」と思われるかもしれませんが、この付近に牧場があって、その経営者・新原敏三の長男として生まれたのが龍之介。しかし家庭の事情で生後7ヶ月にして母方の親戚・芥川家に引き取られ、養子になりました。
 東京帝国大学在学中から文筆に親しみ、「地獄変」「羅生門」「或阿呆の一生」など、多くの名作を残しました。横須賀・吉倉公園の「蜜柑」も。

芥川龍之介の生誕地   

 さらに行くと「浅野内匠頭邸跡」の石碑があります。
 ご存じ「忠臣蔵」の原因となった殿様ですが、江戸城中で刃傷沙汰を起こし、即日切腹。江戸屋敷、領地は取り上げられ、浅野家は断絶しました。

浅野内匠頭邸跡   

 またここは明治になって外国人居留地が設置されたところであり、明石小学校の角にはレンガ塀とガス灯の遺構が保存展示されています。

築地外国人居留地跡とガス灯   

 外国人居留地でも、商館が多かった横浜や神戸と異なり、公使館や領事館、宣教師・医師・教師などの知識人が多かったそうです。

居留地時代のレンガ塀遺構 

 文明開化の場所といっても、ここは横浜とはまた違った趣があります。
  

 新入りの宣教師も見し江戸彼岸

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://aitokodoku2.blog.fc2.com/tb.php/1510-d96f2a65