このところ豊洲問題、森友学園、自衛隊南スーダン撤退、天皇退位問題、北朝鮮毒殺&ミサイル、韓国大統領罷免……など、突っ込みどころはいっぱいあるけど、今回は視点を変えて、このたび来日したサウジアラビアの国王御一行について少し述べてみたい。
   

 この御一行の外遊はいつも豪勢で、今回も1,000人を超える王族や企業幹部らが同行したため都内の高級ホテルの客室は予約で埋まり、高級ハイヤーの確保に東京だけではなく名古屋まで抑えられ、さらに国王用のエスカレーター式のタラップまで用意されたといいます。
  

 今回国王来日の理由というのが、石油依存を脱して経済を多角化する改革を進めているので、日本からノウハウを学びたい、というから笑わせる。
 だったら王族たちの豪勢な金の遣い方はやめろよ。
 「隗より始めよ」(ものごとを始めるときは、自分の考えを部下に求めるよりも、自ら率先して着手せよ)というではないか。
  

 私から見れば漫画です。
 日本の政財界もマスコミもこのバカバカしい御一行を(内心では笑っていても)うやうやしく迎えるのは、ひとえに経済効果。中国の爆買いが下火になったから、サウジ御一行に期待しているだけ。さらにいえば、日本は石油の供給を安定させたい狙いもあります。
 (サウジは本当に石油依存から脱却できるのか?)
   

 日本だって幕末~明治初期に何度か欧米へ使節団を派遣したけど、明治4年(1872)の岩倉使節団でも107名、けっして豪遊ではなかった。金がなかったという事情もあります。
 でもハングリーだからこそ、使節団の連中は欧米諸国から近代経済の仕組みやインフラ設備などを貪欲に吸収し、明治日本の近代化に活かした。これが視察の役目です。
  

 このあとサウジ御一行は中国へも行き、日本と両天秤に掛けると思われるけど、したたかな習近平に取り込まれるのではないか。
 そうなると中国の労働者が大挙してサウジに押し寄せるようになり、現地と軋轢を起こす。そんな光景が目に見えます。
   

 お国事情や国民性の違いはあるかもしれないけど、サウジのような国がこのままで今後も繁栄するとはとても思えない。
 私のようなひねくれ者は、御一行の爆浪費には何の恩恵にもあずかってないので、遠慮なく笑わせてもらいます。
  

 タラップも国も地震で揺れ動く
  

 Webの季語別俳句によると、「地震」「津波」はこの時期の季語だそうです。
 もっともサウジあたりには地震はないのか。

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