1月中旬から2月にかけて、埼玉県南西部の各地から富士山をウォッチングしました。
 府中市(東京都)に住んでいたときは、ほとんど関心がなかったのに、こちらへきて市街地から見る富士山に関心を持つようなりました。

254バイパスから①    

 これにはいくつかの理由があります。
 ①埼玉県南部には「富士見市」「ふじみ野市」があり、いずれも富士山が見えることに由来している。
 ②道路が東西南北に沿わず、斜めに走っている。
 ③高い建物が少ない。
 ④これといった名物がない。
   

 ②については、主要道路である川越街道(254バイパスも)が南東から西北に走っているので、それに交差するほとんどの道路が北東から南西に走っている。したがって道が広く、高い建物がなければ南西方向に富士山が見える。
 ③駅の近辺は高い建物が建っているけど、駅から離れると田畑が多く、遮るものがない。
 ④は言い過ぎ?(しかし事実です)

254バイパスから②   

 富士見市、ふじみ野市、いずれも市で発行しているガイドマップに「富士山ビューポイント」(既に当欄でUP)が記されていますが、他にもいろんなところから見られます。
   

 254バイパスは南東から西北に向かう道路ですが、南西側が広く開いていればどこからでも見ることができます。

三芳町、病院近くの交差点    

 三芳町のはなみずき通り、病院近くの交差点から富士が見えるのは以前も取り上げました(02/20)が、意外だったのはふじみ野市・市沢の市街地。ここは大井弁天の森の近くで、よく通るところ。こんなところで見られるとは。

ふじみ野市・市沢の市街地から   

 また富士見市羽沢の市街地。ここもエコパの行き帰りでよく通るし、この近くの「COOP羽沢」には珈琲などを買うのにときどき寄るところです。
 いずれも道路が北東から南西に走っているので、南西が開いていれば見えるのです。

富士見市羽沢より①   

 ただし近づけば見えるというものではない。
 むしろ近づいたほうが、手前の建物に遮られてかえって見えなくなることが多い。
 三芳町藤久保のベルク近くでは、「ベルクの屋上からのほうがよく見えるのではないか」と屋上(駐車場)に上がったのですが、前のケーヨーD2の建物に邪魔されて、ほとんど見えなかった。
  

 富士山の写真を撮っていると、地元の人に話しかけられることがあります。
 「富士山撮ってますね。よく見えるでしょう。夕方なんか黒富士(夕日をバックにしたシルエット)が見えることもありますよ」
 これはいわゆる「おらが富士」ではないか。

富士見市羽沢より②    

 そんな(彼ら自慢の)富士ですが、撮った写真をPCに取り込んで大きな画像で見ると、電柱や電線に邪魔されて、それほどいい景観ではない。
 変だな、撮るときはいい富士だと思ったのに……。
  

 同じ富士でも、肉眼で見るのと写真では大きな違いがあります。
 なぜか。
 肉眼で見ているときは、電線など邪魔なものはほとんど見えず、見たいものだけしっかり見えている。肉眼に勝るものはないのです。
  

 写真を撮ることに没頭するあまり肉眼で見ることを忘れは、大事なものを見失うのではないか。
 いらい肉眼で見た景色こそ最上で、写真は二次的なものとして捉えるようになりました。
 景色の保存はあくまでも心のなかに。
   

 春隣かすかに見ゆるおらが富士
       
    

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