山手イタリア山からさらに西に行くと、山手通りに沿った段差のある坂と出会います。これが地蔵坂。
 坂の上部を山手通りに沿わせたのは、急峻で真っすぐ延ばせなかったからです。

左・地蔵坂、右・山手通り   

 坂名の由来は坂の中腹に地蔵尊があったとのことですが、今は坂下の亀の橋の脇に移され、「濡れ地蔵」として地元の人々に祀られているそうです。

地蔵坂を下る   

 坂は蓮光寺のあたりから比較的緩やかな下りになりました。

中腹にある蓮光寺   

 蓮光寺をすぎたところに、「乙女坂」なる看板が……。

乙女坂の看板   

 乙女坂? 
 なるほど、坂上に女子高があり、女生徒がそこを通るからその名がついたのか。
 (昔は西坂といったらしい)
  

 乙女坂を登りました。
 石段が多く、けっこう急です。

乙女坂    

 このときは放課後ということもあって女子高生の姿はなく、坂を象徴する風景は撮れなかったけど、逆に女子高生がいたら、「怪しいジジイ」と思われかねない。結果的にはよかったような。
  

 ふうッ、彼女たちは毎日ここを上り下りしているのか。
 足腰が鍛えられ、丈夫な女性になるわけだ。これも教育の一環らしい。
  

 そんなことを考えながら、ようやく坂の上へ。
 坂の上に着くと、そこに待機していた女性から、「これ、解けます?」とプリントを渡されました。

坂上には…   

 「ン?」
 見ると、幾何の問題。三角形の底辺は……。
 思わず昔を思い出して、「どう解くんだっけ?」と考えたものの、なぜ? 
 まさか老化の調査?
  

 そこで、「どうして私がこの問題を解かねばならないのでしょうか」
 と真面目に聞いたところ、女性は私の顔を見て、「し、失礼しましたッ」
 慌ててプリントを取り上げました。 

 どうやら予備校の勧誘員らしく、受験生の親と思われた?
 「ジジイになにをさせるんだ」(捨てゼリフ)

坂の上の某女子高   

 こんなことがあるから山手通りの徘徊は面白い。
  

 ときめいて昇り降りする春の坂

  


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