昨日(02/17)は春一番が吹いたので、それに相応しいところをと、ふじみ野市にある長宮氷川神社を取り上げます。

長宮氷川神社・鳥居   

 鳥居は神明社(伊勢系)で、縁起(解説板)によると、
 「創立は長徳元年(995)、祭神は三神で建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)、櫛稲姫(くしなだひめ)、大己貴命(おおなむちのみこと)。参道が465m程と長かったので『長宮さま』と呼ばれるようになった」とか。

拝殿    

 「おや、これは?」
 境内の一画に男と女のブロンズ像。
 それも長い石台の両端に向かい合っている。

出会いの泉    

 説明書きを読むと、これは「出会いの泉」というのだそうです。
 「須佐之男命は川のほとりで上流から流れてきた箸見て、川上に人が住んでいることを知り、上っていくと美しい櫛稲田姫に出会った。
 折しも姫が八岐大蛇(やまたのおろち)の生贄にされようとしていたのを、須佐之男命が退治し、姫を救い、妻に迎えた。その神話をもとに創作されたのがこの出会いの泉である」

ふたりの出会い?   

 須佐之男命はガッシリして男らしい。
 左手を差し出しているのは、水を汲もうとしているようだけど、そこに五円玉が数枚乗せられているので、「これっぽっちか」と顔をしかめていると見えなくもない。立派な男なのに。

須佐之男命    

 それに対して上流の姫の姿はなんとも色っぽい。
 上体をひねり、流し目で須佐之男命を見ている。これではどんな男もコロリと参るよ。

奇稲田姫   

 実はこれ、手水舎になっていて、上流から八雲神社、諏訪神社、愛宕神社、日之宮神社、天神社、八幡神社、稲荷神社の各水溜まりがあって、それぞれの御利益が受けられるとのこと。
  

 拝殿の裏に回れば、ご神木の夫婦欅(めおとけやき)。
 ストーリーがよくできている。

夫婦欅   

 ところでふたりの後方でへらへら笑っている無粋なオッサン(石像)は何者?
 誰あろう、このお方こそ第三の御祭神・大己貴命(おおなむちのみこと)であられるぞ。

大国主命大神   

 またの名を大国主命(おおくにぬしのみこと)、通称大黒さまであーる。
 ははーッ、恐れ入りました。

 天神社 

 境内には天神社をはじめそれぞれの末社が祀られているけど、そんなものはどうでもいい。
 神々のラブストーリーこそ当社の肝である。 
     
 神々の恋蠢めくや春一番

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://aitokodoku2.blog.fc2.com/tb.php/1475-ba295ccc