なんの脈絡もなく紅葉坂です。
 紅葉坂は国道16号線から野毛山に上る坂で全長は約300m。
 幕末には神奈川奉行所が置かれ、その際周辺に楓が植えられたので紅葉坂と呼ばれるようになりました。

紅葉坂(上り)   

 昔は坂の上から海が見わたせたそうですが、今はランドマークタワーなど高層ビルに遮られて、その景観は望むべくもありません。

紅葉坂(下り)   

 またここは桜並木になっていて、当時の写真には人々が桜を見ながらそぞろ歩きする様子が見られます。なかには人力車でくり出す芸者さんの姿も。
 残念ながら桜は関東大震災で倒壊し、花見の名所ではなくなりました。

昔の紅葉坂   

 当時の写真には「諸車下坂ヲ禁ズ」の立て札が道の真ん中にあり、人力車、大八車、荷馬車などの車は、下りは禁止されていました。
 急坂のため危険だったからですが、坂を上れば下るのは道理。別の(なだらかな)下る坂があったのか。よくわかりません。
 この坂は今でもキツい。自転車で上る人、ご苦労様です。
  

 神奈川奉行所は今の青少年センターのところにあったようです。(石碑あり)
 ここは開港直後の安政6年(1859)に設置され、港の管理、運営に当たりました。

神奈川奉行所跡の石碑   

 その先を右に(車の止まっている道)入ると……。

青少年センターを右に入る   

 おおッ、西の方向に雪を頂いた富士山が。
      
 「今日はよく見えるねえ」
 とは犬を連れた散歩中の老人。

富士山①   

 「そのちょっと先でも見えるよ。そのマンションの右側に」
 なるほど、よく見えます。
 富士山は埼玉からでも見られますが、こちらのほうが間近に見えます。

富士山②   

 冥加なり急坂登りて雪の富士
  

 ここから奥に抜けると掃部山公園に出ます。
 以前にも述べましたが、井伊掃部頭はご先祖の藩主。銅像の前で手を合わせました。

掃部山公園   

 この日(02/02)は音楽堂で高校の合唱コンクールがあり、大勢の高校生が本番前の練習をしていました。
 心なしか掃部頭(かもんのかみ)が微笑んでいるように見えました。

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