大相撲初場所が終わりました。
 結果は大関稀勢の里が14勝1敗で優勝。早くも横綱昇進の声も上がっています。
 19年ぶりに日本出身の横綱誕生ということで世間は盛り上がっているけど、私は今ひとつ納得がいかない。
   

 今場所は横綱が弱すぎた。
 日馬富士、鶴竜はぼろぼろ負け、日馬富士は7日目で休場。
 鶴竜もひどかった。苦し紛れに引くと必ずつけ込まれて、押し出された。10日目で5勝5敗。
 横綱の成績ではない、と思っていたら11日目で休場。
 金星をプレゼントしすぎるよ。勝ったほうも相手が不調な横綱だから、よろこびも半減?
  

 不甲斐なかったのは琴奨菊と照ノ富士の二大関。
 とくにカド番の琴奨菊は負け越して大関陥落が決定。それでも最後まで取り続けるというのは立派ではあるけど、痛々しい感じがしたし、下位の力士への白星大盤振る舞いは果たしていいことなのか。

千秋楽・〇琴奨菊ー●照ノ富士   

 白鵬も7日目までは全勝していたけど、8日目は荒鷲に、9日目は高安に敗れた。二番ともふわーッと立って、あまり覇気が見られなかった。
 白鵬はこれまで寄り切りで勝つよりも、引き、投げ、はたきで相手を土俵に転がすことを信条としてきたが、それが通用しなくなる時期がくるのではないか。今場所はそれを感じました。
 14日目、貴ノ岩に敗れたのも相手をなめていたとしか思えない。「組めばなんとかなるだろう」と安易な気持ちで引っ張り込んだら、グイグイ寄られて完敗。

14日目・〇貴ノ岩ー●白鵬   

 そんななか稀勢の里は着実に勝っていったけど、けっこう危ない相撲もあったぞ。
 私の印象では稀勢の里が強いというより、他の三大関(豪栄道は不戦勝をプレゼントしたし)、三横綱がそろって不調だった。もっとも横綱・大関の力が落ちていると考えれば、相対的に稀勢の里が強くなったといえるのだけど。

14日目・〇稀勢の里ー●逸ノ城    

 それにしても白鵬は押し相撲が下手。
 千秋楽の稀勢の里戦ではしゃにむに寄り立てたものの、土俵際のすくい投げで転がった。以前もこんなことがあったけど、上体だけで突っ込んでいる。
 11日目の照ノ富士戦では、左上手が取れない四つ相撲からいきなり巻き替えにいって一気の寄り。土俵際は腰も落として完璧だった。この寄りが稀勢の里戦で出ていれば。
 (もっとも照ノ富士が不調だったから決まったと考えられるけど)

千秋楽・〇稀勢の里―●白鵬   

 やはり白鵬の相撲信条である「引き、投げ、はたき」で勝つことのツケが回ってきた?
 押し相撲を体得すればもっと強くなったのに。
 いや、もうじゅうぶん強かったからいいのか。

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