旧東海道は元町ガードで左(南)に折れ、元町橋を渡ります。
 その先は再び国道1号と合流するのですが、旧東海道はその手前右に入ります。
 入るといきなり急な上り坂。うひゃーッ。

権太坂・入口   

 この坂こそが、かの有名な権太坂。東海道の難所といわれています。たしかにキツイ。
 少し上ったところに権太坂の改修記念碑があります。

改修記念碑   

 「旧東海道の権太坂は国道1号線が開通した後も昔ながらの傾斜の急な坂道でした。昭和30年に拡幅と切り通しにより改修を行い、そのことを伝えるためのものとして、この碑が建てられました」と解説されています。
  

 うーん、聞きしに勝るハードな坂だ。
 途中橋があり、下を国道16号が走っているのが見えるので、そろそろ終わりかと思ったら、まだ上る。

下は国道16号 

  この権太坂の名を知ったのは箱根駅伝。
  往路2区の難所としてよく知られています。

権太坂・また上る   

 権太坂と聞いて、関西出身の私がすぐ浮かんだのは「ごんたくれ」の権太。
 関西では、わがままな強情モノ(聞かん気。気難し屋)を「権太」といいます。
 やんちゃは可愛げがあるけど、権太は可愛げがない。
 母親が子どもにいう「権太ばっかりいうて」は叱責のことばです。
 この場合の権太は浄瑠璃「義経千本桜」の登場人物「いがみの権太」からきているそうです。(Wikipedia)
 したがって私は「旅人を手こずらせる坂」という意味で、この名がつけられたと思っていました。ところが……。

 「権太坂」の道標  

 権太坂の名の由来については権太坂小学校の前の看板に説明されており、それによると、
 ①坂の改修工事を手がけた、藤田権左衛門の名から由来する。
 ②旅人が、きつい坂を上り終えて休憩した際、近くに居た耳の遠い老人に坂の名前を尋ねたところ、自分の名前を聞かれたと思った老人が「権太」と答え、広まったという説もある。
  

 当方としてはいささか拍子抜け。「旅人を手こずらせる坂」のほうがエスプリが効いて面白いのに。
 権太坂は光陵高校辺りから幾分なだらかですが、権太坂小学校を過ぎるとまた上り坂。
 いい加減にしてくれ。

権太坂・最後の上り    

 ちなみに箱根駅伝・往路2区の「権太坂」はここではなく、下の国道1号の坂。
 かなりハードな坂道だけど、ここほどひどくありません。
  

 歩いて気づいたのですが、ここは尾根道。
 交差する道や建物のないところから左右を見ると、眼下に人家が見えて眺望がいい。その最たるものが……。
  

 見えました。右側(西)の駐車場のフェンスの向こうに雪を頂いた富士の山が。
 埼玉とは違って近くに見える。

フェンスの向こうに富士の山   

 これが辛い思い(?)をして上ったご褒美かな。

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