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 梅のシーズンなので、都内の梅の名所を散策していますが、「なるほどなあ」と思うものの、今ひとつ。
 ひねくれものの私にとって、梅は地味でありたい。「桜とは違うんだから」
 梅の木の下でのドンチャン騒ぎなど、もっての外。

 そんな私は、格好の「梅の名所」を見つけました。皇居東御苑の梅林坂。
 皇居東御苑は、以前にも述べたように(参照)皇居のなかの一般開放区域。
 梅林坂は北桔橋門と平川門の間にあります。 
梅林坂① 梅林坂②
 ここは昔、太田道灌が菅原道真(またしても道真公!)を祀って梅の木を植え、数100本の梅が咲き乱れたそうです。
 それがそのまま残っている?
 まさか。梅の木にも寿命(300年ぐらい?)がありますから。
 現在は50本あまりの梅が植えられています。
梅林坂③ 
 本数はそれほどでもありませんが、旧江戸城の石垣を背景に赤や白の梅が咲き誇っているのはなんとも壮観。「日本の風景ここにあり!」
 それでいて、見物客の少ないこと。意外に外国人の方が熱心に写真を撮っておられる。
 日本人ではお年寄り。わかる人にはわかるらしい。
梅林坂④
 ここで「梅の名所」について考えたい。
 人はなぜ「梅の名所」へ行きたがるのか。単に梅の花を見るなら、近所の梅でじゅうぶんなのに。
 その理由は、梅の名所といわれるところは、「梅+アルファ」があるからではないか。

 ではその「+アルファ」とはなにか。私の考えるところでは、
 ①梅の木が群生している。→越生梅林(埼玉県)、吉野梅郷(東京都)
 ②歴史的な由緒がある。→小石川後楽園、湯島天神(東京都)
 ③四季の彩を楽しむために、他の植物とともに植えた。→三溪園(横浜市)
 があげられます。
梅林坂の梅 梅の花のアップ
 ここ皇居東御苑の梅林坂は③でしょう。
 ここには梅林の他に、「日本の県木」というエリアがあり、茨城県の県木として梅の木が植えられています。
茨城県の県木、梅
 どこかの梅の名所のように、お好み焼きソースの香りが漂うことはなく、ひっそりした感じが素晴しい。
 ここは梅の穴場である、と思いました。
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