三芳町から所沢へ抜ける道は4本ほどありますが、いちばん北側の道、三芳野病院から関越自動車道三芳PAを渡って所沢リハビリテーション病院へ向かう道路(多門院通り)の最初の300mを「地蔵街道」といいます。

地蔵街道・入口   

 この道は緑のトンネルになっていて「三芳町みどりの景観八景」に選ばれるほど。
 夏は木陰が涼しく、冬は枯れた並木にも風情があります。

地蔵街道   

 ではなぜこの道を地蔵街道と呼ぶのか。
 それはおそらくこの先に木ノ宮地蔵があるからでしょう。

 木ノ宮地蔵堂  

 多福寺境内にある木ノ宮地蔵堂。ここにその地蔵が祀られているとのこと。
 説明書きには、
 「延暦24年(805)坂上田村麻呂が北国遠征の際、武蔵野で道に迷っていたところを地蔵菩薩に助けられ、それに感謝して地蔵堂を建立した、と伝えられている」とあります。

安置された地蔵尊   

 このあたり(三富新田)が開拓されたのは江戸時代になってからですが、地蔵堂は平安時代からつくられていたのか。(現存するのは安永6年=1777再々建されたもの)
 縁結び、子授け、安産、子育てにご利益があるとされています。

木ノ宮地蔵奥之院   

 またこの奥には「木ノ宮地蔵奥之院の石地蔵」があります。
 江戸時代初期に製作され、入間郡東部地区に残る最古の石地蔵とのこと。

石地蔵   

 余談ですが、坂上田村麻呂は道に迷ったとき、石地蔵にこう尋ねたそうです。
  

 ♪これこれ 石の地蔵さん 北へ行くのはこっちかえ 黙っていてはわからない
  

 えッ、違う?
 こりゃまた失礼いたしましたッ。

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