京都のトリは山科の毘沙門堂。
 私はこの辺りには疎いのですが、山科駅に降り立ったら、線路沿いに「毘沙門堂」という大きな標識があったので、「行ってみよう」という気になりました。

 線路沿いの標識  

 駅から線路際を200mほど東に進み、そこから北に900m。これが上り坂。
 「ふーむ、山にあるのか」
 これぐらいの坂道はなんてことはない。夕暮れが迫るなか、早足で歩きました。

毘沙門堂入口 参道  

 坂道の突き当りが毘沙門堂の入口。
 毘沙門堂は大宝3年(703)に行基により開創された天台宗延暦寺派の寺。
 伝教大師(最澄)の自刻と伝えられている毘沙門天が本尊としてお祀りされているので、毘沙門堂と呼ばれています。

 唐門 

 寛文5年(1665)後陽成天皇の勅により徳川家から安祥寺の寺領の一部を与えられ、天海僧正、公海僧正によって再興されました。

本堂   

 仁王門、唐門、本堂は朱塗りも鮮やかで、日光東照宮と雰囲気がよく似ています。
 もっとも弁天堂も含めて、つい最近修復工事が終わったばかりというから、ラッキーでした。

弁天堂   

 時間的に遅かった(4時半すぎ)だったので、なかには入れなかった。
(襖絵や天井の絵が見事だそうです)

 庭園    

 それでも庭園の一部は見ることができたし、竹林も見られた。

 竹林  

 そのお隣りの護法山双林院にも寄りました。
 ここは寛文5年(1665)、毘沙門堂が再興されたときに建立された寺院ですが、明治元年に「大聖歓喜天(だいしょうかんきてん)」を本尊とする聖天堂が建てられたので、山科聖天(やましなしょうてん)と呼ばれています。
 夫婦和合、財富、智恵授かりなどのご利益があるとか。

歓喜天  

 またここには不動堂があって不動明王が安置されています。
 これは明治16年に比叡山無動寺より勧請されたもの。
 この不動堂は堂内で大護摩が焚ける特殊な構造をしているとのことだけど、このお堂のなかで? よくわからん。

不動明王   

 ここはいろんなものがありすぎて、まさに仏の百貨店。
 紅葉の名所だそうだけど、その季節にはまだ早かった。
 山科の寺院は、当方にとっては不可解です。

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