梨木神社、出町柳とくれば、あとはもう下鴨神社に行くしかない。
 先ずは南端にある摂社の河合神社。

河合神社   

 ここは玉依姫命が祀られているので美人祈願で有名になりましたが、当方の関心はそこではなくて、鴨長明ゆかりの地であること。
 鴨長明は河合神社の神宮の家系に生まれたものの、重職に就くことができず、世を嘆いて「方丈記」を書いたとか。
   
. 日本三大随筆の他の二作「枕草子」「徒然草」よりも、「方丈記」がニヒルで斜にかまえた印象を受けるのはそのためか。
 その長明が住んでいた庵を復元したものが展示されています。

長明の方丈    

 当方は鴨長明と共鳴することが多く、興味津々ですが、こんなところに住んでいたとはいかにも侘しい。

 下鴨神社の本殿には玉依姫命とその父・賀茂建角身命が祀られています。
 賀茂建角身命の化身は八咫烏とのことで、サッカーファンや関係者のお参りが多いとか。

本殿   

 それよりもっと多いのは、縁結びの神様である相生社。
 安産子育て、家内安全にご利益ありとのことで、参拝者があとを絶たない。

相生社 縁結びの神   

 それかあらぬか、この日も婚礼の行列が。
 先ずはおめでたいことで。

婚礼の列    

 しかし何といっても下鴨神社のいいところは、境内(糺の森)の豊かな緑と小川のせせらぎ。
 それだけで気持ちが安らぎます。

糺の森 小川    

 境内を流れる小川のちょっと上流に「奈良の小川」があります。
 これは境内の発掘調査によって古代の流れの流路が発見されたとか。
 その上流に(奈良殿神を祀る)ナラノキの林があったところから「奈良の小川」と呼ばれているそう。(説明書きより)

 奈良の小川   

 最後に下鴨神社にまつわる歌をひとつ。
    

 ちはやぶる鴨の社のひめこ松 よろずよふとも色はかはらじ

 藤原敏行(古今和歌集)

媛小松 

 境内にある媛小松を詠んだ歌だそうです。

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