2016.09.19 破滅への道

 やっぱりなあ、という思いです。
 豊洲市場の建物下に盛り土がなされてなかった理由は、都幹部によると、「土壌汚染が再び見つかった場合に備え、パワーショベルが作業できる場所を確保したかった」とのこと。(毎日新聞)
   

 これ、考えようによっては「万が一に備えて」というリスクヘッジ(危険回避)に乗っ取っているといえるけど、だったらこれは公開すべきじゃないの。「万全を期しております」と。
 もっとも、それをいうと「やっぱり危険なところなんだ」と思われる。それはなんとしても避けたい、と秘密にした。
   

 都自体も「汚染問題が再び浮上してくるのではないか」とビクビクしていた。
 そんなところに、よく移転話を進めるよ。
 市場関係者はペテンにかかったようなもの。
 これでは北海道の「原野商法」をやった不動産屋と変わらんぞ。
   

 専門家の話では、「地下に空洞(地下室)がつくられた今となっては、盛り土はもう不可能。このまま空気を浄化して進めるしかない」とのことです。
 それなら「万が一に備えて」とは何だったんだ。パワーショベルが入れても、盛り土はできないんだぞ。
    

 仮に空気を浄化して、危険物質を基準以下に抑えたとしても、「あそこは怪しいのではないか」という風評被害は拭いきれない。せっかく築き上げた「築地の信用」(築地ブランド)も豊洲でパーだ。(豊洲ブランドなど、誰が信用するものか)
   

 つくづくアホなことをやったと思います。
 しかしこれには何かの勢力が築地を移転させて、そこに(オリンピック)道路をつくるという構想を打ち立てたのではないか。すべてはこれのため。移転費用もやたらかかった。
   

 それかあらぬか、オリンピックのドンといわれるオッサンが都知事に「オリンピックに間に合うよう、道路工事を着工してくれ」と要請しおった。利権が見え見え。
 内心の焦りが表情に出て、非常に面白かった。欲の皮の突っ張った人間の顔は醜い。
  

 しかし共同通信の調査によると、「食の安全が第一。オリンピックの工事の遅れはやむを得ない」という声が75%に上ったという。
 都知事はこの世論を背景に、道路工事など「ゆっくりと」あとまわしすればいい。オリンピックのドンが泣こうが喚こうが知ったことか。
   

 そもそもをいえば3年前、2020年オリンピックが「Tokyo」に決まってから、歯車が狂い始めた。
  

 取手の友にいわせると、「破滅の道へまっしぐら」だそうです。
  

 彼は以前から「官僚が支配する国は必ず崩壊する。この国も、あの国も」といっていた。
 その予想は的中しているように思います。
 むろん彼も私もそんな予想は的中してほしくないのですが。

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