先日(08/15)NHKスペシャル「ふたりの贖罪~日本とアメリカ・憎しみを越えて」を観ました。
    

 ふたりとは、真珠湾攻撃を指揮した淵田美津雄(日本)と、真珠湾への復讐に燃え名古屋に300発近くの焼夷弾を投下した陸軍の爆撃手ジェイコブ・ディシェイザー(アメリカ)。
   

 淵田は真珠湾攻撃直後、天皇から「よくやった」と褒められ、ラバウル、ミッドウェーを戦い、戦場の修羅場をくぐります。それでも「なるべく多くのアメリカ人を殺す」という意気は軒高でした。
    

 一方、ディシェイザーの乗った爆撃機は撃墜され、日本軍の捕虜となり、過酷な扱いを受け、日本人に対する憎悪はますます強くなります。
    

 しかしそのディシェイザーの心が変わったのは、差し入れられた聖書に書かれた、あることば。
 これによって彼は日本人に対する憎しみを克服し、戦後は宣教師となって日本を回ります。
   

 戦後になって日本の風潮はガラリと変わり、かつて英雄扱いされていた淵田は「軍人が日本を滅ぼした」と、社会から白い目で見られるようになります。
 その不条理に苦しんでいるとき、淵田は渋谷の街頭で伝道活動をしていたディシェイザーと出会います。かつての敵国の軍人がなぜ宣教師となって日本に布教する?
 その問いにディシェイザーは淵田に聖書を与えます。
   

 淵田はその聖書を貪るように読み、聖書に書かれたあることばに強く打たれます。
 それは奇しくもディシェイザーが影響を受けたのと同じことばでした。
 これによって淵田は憎しみを克服し、宣教師になってかつての敵国アメリカ全土に伝道して廻ります。

 話は変わりますが、今は亡き淀川長治さん(映画評論家)はこんなことをいってました。
 「私は今まできらいな人に会ったことがない」
    

 しかしこれには裏があって、おすぎとピーコにいわせると、
 「淀川さんだってきらいな人はいたのよ。でもそういう人とは避けていたから、会わなかっただけ」とのこと。
   

 私もこれと同じようなことをしています。
 いやなら関係を断てばいい。そうすると憎しみは半減する。
   

 前にもいいましたが、友人や趣味の集まりは自由意思で選んでいるのだから、いやなのを無理してつき合うことはない。
 「いやだいやだ」と思いながらつき合ってもストレスは募るばかりで、何の益もありません。
   

 しかしそれは自由意思で選べる人間関係。
 仕事関係や親戚関係など、いやだからといってそう簡単に断ち切れない関係もあります。

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