事の始まりは一昨年の4月、高校の同窓会でした。
 会場で小学校の同級生B君(京都在住)と再会して、「小学校の同窓会をやろう」ということになりました。
   

 他の小学校では何度も同窓会を開いているのに、母校は一度もない。
 これではいかんだろう、と学級委員だったB君を中心に、関東在住の同窓生とも連絡をとって、B君にいろいろ提案しました。
  

 しかし一向に返事がない。(三か月間も)
 変だなと思って電話したら、「学年全体なんて約束がちがう。ぼく、いやや。そっちでやって」
と名簿を投げて寄こしました。
   

 こうなったら自分でやるしかない、と同窓会の賛否を問う多アンケートとメッセージ、返信用封筒に切手まで貼って同窓生にひとりずつ郵送しました。
 55名に出した結果、参加したい…60%、参加しない…10%、どちらともいえない…⒛%、未回答…10%(切手返せ!)
  

 取手の友と相談をして「やってみよう」ということになったのですが、幹事(委員)の会議、会場への連絡などでどうしても京都に拠点がいる。
 そこで「京都の同窓生が京都で行う同窓会なのに、関東の者が指揮をとるのはどう考えても不自然でしょう。誰かまとめ役をやってくれませんか」と地元の主だった面々に頼みました。すると……。
      

 「京都に拠点が必要でしょうか。関東の人がやられて何の不都合がありましょうか。クラス幹事にしてもそちらの身内(関東)の方でやられればいいと思います」
 と回答してきたのはいろいろ提案してくれたT君。
 その心は、「いい出しっぺはあなた方関東の人たちでしょ。だったら関東の方がやったらどうですか。こちらはお手伝いはしますけど、代表にはなりません」というものです。
   

 このことばで私の心は決まりました。「こうなったら、こっちでやったるわい」

吉田神社(母校近く)    

 「では私がやります」と旗を揚げると、彼らは打ち合わせにも参加してくれ、いろいろ意見もいってくれた。「そっちでやって」と名簿を投げてきたB君でさえも。
 彼は本当は「いい人」なのです。しかし責任を取らされるのはかなわん。私がやることになって、もう責任を問われることはない。だから安心してやってきたのでしょう。
   

 しかし女子の協力もほしい。クラス幹事に女子の名がないと女性の出席率は悪くなる。
 そこでアンケートで非常に好意的な意見を寄せてきた女性のメールアドレスをB君に教えてもらい、
 「労力の負担は一切かけないから、クラス幹事に名を連ねてもらえないだろうか」
と頼んだところ、
 「あれほどB君にもいったのに。来年は検査などもあって、とてもできる状態ではありません。お断りします!」とけんもほろろの勢い。
 最初のころだったのでショックでしたが、「失礼しました。もう二度と頼みません」と返事を出し、メールアドレスを削除しました。
   

 もっともこの女性だけではなく、クラス幹事の件はことごとく断られました。
 また準備会を呼びかけたとき、「行けたら行くわ」と答えた女性が数人いました。
 しかしひとりもこない。
 京女の「行けたら行く」は拒否の言葉であると、改めて思い知らされました。
    

 この様に前途は多難を極めましたが、会場との打ち合わせも綿密に行い、同窓会は昨年9月、30名の出席者を得て、まずまず成功裏に終わりました。
 みんなから、「よかった、よかった」「楽しかった」「ありがとう」……と感謝の声が寄せられてよかった、とは思います。
  

 しかし私としては二度と幹事はやりたくない。
 「関東の人がやって何の支障がありますか」といわれたけど、支障は大いにありました。
 二次会の場所を決めるのに、現地の人間なら実際に見て交渉できるけど、遠方のためネットで調べて電話で交渉したこと。結果的には問題はなかったものの、場所を知らしめるのに苦労した。
  

 何よりの支障は、二度の打ち合わせに京都へ足を運んだため、交通費・宿泊費がかかったこと。
 これは取手の友をはじめ、関東の同窓生からは「自腹を切るようなことをしてはいかん」といわれたので、同窓会費の支出に計上しました。(といっても車を使ったので新幹線を使うよりはるかに安上がりでしたが)
 赤字にはならなかったけど、地元の人がやっていれば、こんな費用はかからなかったはず。
    

 ともあれ、それも過ぎたこと。よかった、よかった。

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://aitokodoku2.blog.fc2.com/tb.php/1269-d320ccf3